吹奏楽コンクール課題曲『ワンポイント・アドバイス』をはじめた理由。

5日連続で書き続けてきた、全日本吹奏楽コンクール課題曲『ワンポイント・アドバイス』

この企画を始めたのは、ちょうど1年前の今頃。

ブログの更新頻度が上がってきて、Twitterでコントラバスに関する質問が多く届くようになった時期でした。

課題曲『ワンポイント・アドバイス』をはじめた理由

いくつか質問を受ける中、遠方に住む高校生からの相談をきっかけに、きっと同じような悩みを持っている人がいるだろうと思い、その子に送ったアドバイスの中から課題曲に関することを記事にして発信しようとはじめたものです。

ワンポイント・アドバイス!という言葉がお気に入りで使っているのですが、読んでくださった方はわかるでしょう、ワンポイントでは収まらないのです。

だいたい、平均して3,000文字ほどあります。

こうして文字にすることは簡単ですが、実際に弾くと難しいですよね。

でも、自分なりに研究して文字にして発信したものが、指導者不足で悩んでいる子たちの元へと届き、役に立ててくれたら、それ以上に嬉しいことはありません。

持っている手札はどんどん公開する、そしてそれを「いいね!」と感じてくれている人とはどんどん共有していきたく思っています。

教えてくれる環境がないならこっちから作る

先月、ある地方ではコントラバスだけ講師の先生が見つからずレッスンがないこともあるという話を耳にし、こうした問題はできるところから解決していくべきだと思いました。

僕は「〜べき」という言い方が好きじゃないのですが、自然に出てしまったということはそうとうそう感じていたんだと思います。

また、遠方に住んでいて周りにコントラバスを教わる環境がないけどレッスンを受けたいという相談もありました。

教えてくれる先生がいない、環境がないならこっちから作ることもできます。

まずは、その一発目として3月にコントラバスのワークショップを開きました。

そして、今月末は栃木県に出張レッスンへ行きます。

今はインターネットがあってSNSが日常生活にこれだけ浸透してきて、いろいろな人と繋がれる時代。コントラバスの講師だけ見つからない、習う環境がないって状況は、現代においてはかなりの確率で解決できると感じています。

『ワンポイント・アドバイス』で何ができるか

去年に続き書いてきた課題曲『ワンポイント・アドバイス』

ここに書かれていることは、正解ではありません。

質問を受けても、きっと正解を知りたいんだろうなっと思うメッセージが多いですが「こうするべき」といった正解はないと思ってください。

数ある中の一つの答え。

井口って人はこうやって考えてるんだなって思って、その中からあなたの心で「いいね!」と感じたものを持ち帰ってください。

 

もし、何か疑問があったら気軽に連絡してきてください。

LINE@でいただいた質問は多少時間がかかりますが、一つ一つ丁寧に答えているつもりです。

アドバイスをし何かヒントを与えることはできるかもしれません。

でも楽器を上手くすることはできません。

吹奏楽部のレッスンをするときにもしている話しですが、僕ができることは上手くなるためのアドバイスであって、上手くなるのはあなた自身。

たくさん悩んで、音を出して、また考えて、成長していけると良いですね。

今年も、いろいろな学校との出会いを楽しいにしています。

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。