下手(へた)の定義を考えてみる。

夏が終わりに近づき、TwitterのDMやLINE@の相談メッセージも少しずつ落ち着いてきました。

夜になると秋の風を感じるようになって、吹奏楽指導に明け暮れた1ヶ月前のことを思い出すとノスタルジックな気持ちになります。

さて、今夏届いたメッセージを読んでいて疑問に思ったことがありました。

それは下手って言葉の使い方。

その「下手」は何を指しているの?

質問の中で疑問に思ったのは「私は下手で〜」や「本当に下手なバンドで」というワード。

メッセージを読んでみると、技術的に劣っていることや、バンドの演奏クオリティに対して下手という言葉を使っているのかと思いますが、本当に下手なのかな?

大人の中でも、たまに耳にするこの言葉。

僕は下手という言葉をほとんど使わないので、この下手という言葉の使われ方に疑問を持っていました。その下手って言葉は何を指してるの?

上手く演奏できないから下手なのか

下手っていう言葉を調べてみるとこういう風に書かれています。

下手(へた)とは、あるものごとを人並みに達成できない様子で、道具などを操るときの不器用さを表現するときによく用いられる。

引用:上手と下手 – Wikipedia

確かに、ものごとを人並みにできない様子、不器用さを表現するときに使われますね。

でも、吹奏楽指導をやっている環境で使われる下手という言葉を聞くたびに、ものごとを人並みにできない=やり方がわからないっていう面もあるんじゃないかと考えています。

「下手」なんじゃなくて、やり方がわからない

下手という言葉の使い方は人によって違いますが、ほとんどの場合、下手なのではなくてやり方がわからないことが多いと考えています。

とくに、吹奏楽におけるコントラバスであれば、周りにレッスンを受けられる環境がなかったり楽器を教えてくれる先輩がいないという環境で練習している人が多くいます。

自己流でやっていることも多いので、きちんと楽器の基礎を習得していないと、一生懸命練習していても思うように演奏できなくなってしまうことがあります。

でも、こうした場合レッスンを通してやり方を伝えるとできるようになる。

下手なのではなくて、やり方がわからない、知らないだけなんですよね。

一生懸命練習してたからこそ、ちょっとのアドバイスでできるようになる。

下手なんかじゃない。

下手(へた)の定義を考えてみる

じゃあ、何を持って下手というのかと考えてみると答えはこう。

できることをやらない人

どこか胸をえぐられるような思いでカタカタ書いてますが、こんな答えが出てきました。

おわりに

たくさんのメッセージを読んで、僕自身も考えさせられることがたくさんありました。

一生懸命やって、上手く演奏できないのは決して下手なんかじゃない。

その自分自身に対して使ってる下手って言葉、本当にそうか?

下手なのではなくて、やり方がわからないことの方が多い気がしました。

それでは、また。

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。