記録をつけることで、自分自身のレッスンスタイルを見直す良いきっかけになる。夏から書き続けてた「レッスンカルテ」1冊目を書き終えて。

関東県内を中心に多くの吹奏楽部とお付き合いさせていただいた今年の夏。

今年は、自分の勉強のためにもレッスンごとに内容を記録していくレッスンカルテというものを作ってみました。

夏のコンクールまでのレッスン回数は学校ごとに変わってくるので、年に何度かしかない限られた回数の中で効率良く、この先必要なことを伝えていくために何をしようかと考えても、レッスンの記録をつけていくことが一番だと思いコンビニでそれっぽいノートを買ってはじめました。

先週のレッスンを終えた後にカルテを書いたのが最後のページだったので、ノート1冊分のレッスンカルテを書いて感じたことをまとめました。

日付と学校名を書く

レッスンカルテといっても書いてあることはとってもシンプル。

レッスンに行った日付と学校名、あとは生徒たちの名前を記録しておきます。

僕はうっかり名前を忘れてしまうことが多いので、しっかりメモ。

  • よかったこと

名前を間違えるのはやっぱり失礼ですよね。これでも間違えてしまったこと多々ありましたが、こうしたメモは大切だと思いました。

内容は基礎と曲に分けて書く

僕のレッスンでは、まずウォーミングアップを兼ねた基礎練習からスタートして曲に入ることが多いです。定期的に指導に行く学校や、スケジュールや時間の都合でいきなり曲からレッスンに入ることも多々ありますが、だいたい基礎→曲の順番。

基礎練習も、僕の自作の教則本を使ったり学校にあるコントラバスの教則本を併用していたりといろいろなスタイルになっているので、各校ごとに何をしたかを書いています。

  • よかったこと

(基)や(曲)と分けてメモを残すことで、そのメモを見ると何をやったか思い出せる。提案したことができるようになったとき、前回と比べて何がどう良くなったか成長した点を具体的に褒めることができる。

次回の日にち、やることを書いておく

次回のレッスンはいつかを書いておきます。

手帳にスケジュールも書き込みますが、念のためこちらにも書いておくようにしています。

また、次回は何の曲をやるか、続きからやる場合はどの曲のどこからかをメモしていました。

忘れないようにいろいろと記録はしていますが「何でやってこなかったの?」とかそういった問いはしません。

  • よかったこと

「えーっと、なんの曲だっけ?」ではじまるより「◯◯どう?」ってスタートすることで、自分の体験談を交えながら一緒にプレイヤー同士が音楽作りをしていくようなイメージでレッスンを進められた。

読み返すことで、自身の改善点にも気がつく

レッスンカルテを読み返すと、自分の提案方法に偏りがあったりといった自身が改善すべき点も見えて来るので、そういった面を考えてもカルテを作ってみてよかったと思いました。

また、吹奏楽部でコントラバスを弾いている奏者たちがどういった場面で悩む、苦手意識が生まれるかも見えて来るので、自分自身がより内容の濃いレッスンをしていくためにも自身のレッスン記録を見直すことはとても良い勉強になります。

早速、レッスンカルテは2冊目に入っていくので、これを部屋にどどーんと並べられるような指導者になりたいですね。

数えてみたら全部で60ページ記録していました。

この60回分のレッスン記録が自分の血となり肉となるよう、これからも頑張ります。

それでは、また!

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。