吹奏楽コンクールの課題曲でもよく使われる音域。コントラバスの運指表に基づいた12のポジションより「第3と第4の中間ポジション」

明日のためのレッスンノート(vol.16)

吹奏楽におけるコントラバスへの理解と発展を願って毎週更新している『明日のためのレッスンノート』先週は、学年が上がるまでに覚えたい「フラジオレットを使ったチューニング方法」を紹介しました。

フラジオレットを使ったチューニング、やってみてどうでしたか?

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2018年も残りわずかとなってきました。

今週は、またコントラバスの運指表に基づいた12のポジションの解説へと戻り、第3と第4の中間ポジションの解説をしていきます。

ポジションを順番に覚え、知識として頭に入れ、練習を重ねて身につけ、より良いバスを弾けるようになってくださいね。

コントラバスの12のポジション〜第3と第4の中間ポジションとは?

コントラバスの運指表に基づいた12のポジション。

今週覚えていきたいポジションは「第3と第4の中間ポジション」

まずは、第3と第4の中間ポジションの音列を覚えていきましょう。

  • G線(ソ)…→レ♭(ド♯)→レ(ドx)→ミ♭(レ♯)
  • D線(レ)…ラ♭(ソ♯)→ラ(ソx)→シ♭(ラ♯)
  • A線(ラ)…ミ♭(レ♯)→ミ(レx)→ファ(ミ♯)
  • E線(ミ)…シ♭(ラ♯)→シ(ラx)→ド(シ♯)

※ xはダブルシャープとしています。

第3と第4の中間ポジション

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ここがポイント!少しずつ狭くなる指の幅

  • これまでの復習

コントラバスの運指表に基づいた12のポジション、はじめはハーフポジションを覚えました。

ハーフポジションは、一番初めに覚えるポジションですが、弦を押さえる指の幅が広いということが難しさでした。

それからポジションがひとつ、またひとつと進んでくると、音が高くなるにつれて、音と音の幅は少しずつ狭くなっていきます。

  • 今週のポジション

今週マスターしていく第3と第4の中間ポジションは、音の幅がかなり狭くなってきます。

特に注意したいのが2の指と4の指の間隔。

1の指と2の指に対し、2の指と4の指の間隔はかなり狭くなってくるので、音の並びを覚える際に注意して練習してくださいね。

D線以下の弦は、ハーフポジションと同じ音列

第3と第4の中間ポジションはD線以下の音列が「ハーフポジションと同じ音」であることを覚えておこう!

過去の吹奏楽コンクールの課題曲で例を挙げると、2017年度課題曲2番「マーチ・シャイニング・ロード」は最高音が第3と第4の中間ポジションのミ♭(Es)の音。

同年の課題曲3番「インテルメッツォ」も第3と第4の中間ポジション付近の音が多く出てきました。

毎年、吹奏楽コンクールの課題曲ではポジションの横の関係を知っていると、とても演奏しやすくなるところがたくさんあります。

このように、第3と第4の中間ポジションは吹奏楽でもよく使われる音なのでしっかりと覚えていきましょう。

初心者の方に「音が高くて…」と相談される音域もこのポジション付近です。

パッと見た感じ音が高いなと思った音域も、ポジションをひとつずつクリアし音の階段を登っていけば大丈夫です。

自分のペースで、一つ一つ丁寧にクリアしていってくださいね。

レッスンノートを毎週読んでくれて実際にやってみてくれたら大丈夫。

ポジションを覚える流れはこれまでと同じ!

すべての基礎となるハーフポジションからはじまったポジションの解説も、少しずつ進んできましたね。

ポジションの覚え方はこれまでと同じで、各弦での音の並びを確実に覚えていってください。

そして、全長スケールの楽譜を使って、今の自分が弾けるポジションのスケールを見つけて積極的に取り組んでいってください。

おわりに

『明日のためのレッスンノート』今週は、コントラバスの運指表に基づいた12のポジションより「第3と第4の中間ポジション」の解説をしてきました。

ポジションもかなり進んでいきましたね。

この時期に、来年度に向かって基礎を固めていくことはとても大切です。

学年がひとつ上がる前に、コントラバスの運指表に基づいた12のポジションを確実に覚えていきましょう。

次回『明日のためのレッスンノート』は第4ポジションへと進んでいきます。

年内のポジションの解説は来週までかな?

少しずつ音が高くなっていくにつれ、毎週コツコツ練習してきてくれたあなたのレベルも少しづつ上がっていると思います。

全ては日々の積み重ね、継続は力なりです。

また一緒に頑張っていきましょう!


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2018年12月21日(金) 

稲城市立iプラザホール

18:45開演(18:00開場)

京王相模原線「若葉台駅」北口から徒歩3分

指揮:津堅直弘

ピアノ:安田結衣子

ミュージックナビゲーター:吉田純也

サクレ・シンフォニア第一巻より

「virtute magna」/G.gabrieli、

戦いの組曲/W.byrd

「ノートルダムの鐘より」/A.menken 他

チケット:一般3,500円  

学生(大学生以下)2,500円

大人気のクリスマス公演。

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それでは、また!

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。