親子コンサートや芸術鑑賞会で弾くのが好きになった「幼少期の原体験」原木幼稚園に来てくれた白い服のおじさんたちの思い出。

僕は年間を通して親子コンサートや幼稚園・保育園、児童館での演奏会に出演することが多い。

そして、僕はこうした本番が大好きだ。

なぜ、親子コンサートや芸術鑑賞会に燃えるのか、それは幼稚園の頃の出来事にある。

今でも忘れない、不思議な体験だ。

大きな楽器を持った白い服のおじさんたち

26年前に通っていた千葉県市川市にある原木幼稚園。

記憶が正しければ1992年、幼稚園の年中ですみれ組のときの出来事だった。

音楽鑑賞会だったのか、幼稚園のホールに大きな楽器を持った白い服のおじさんたちが来てくれたで演奏会を開いてくれた。

かっこいい白い服を着て、大きな楽器を持って演奏してくれたのはファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」の音楽。

いわゆるあの有名なマリオの曲だ。

幼稚園に来てくれた白い服のおじさんがマリオの音楽を演奏してくれた。

これが、親子コンサートや芸術鑑賞会で弾くのが好きな原体験になっている。

「なんで、どうして!?」不思議と疑問が溢れかえった5歳の記憶

白い服のおじさんたちは「スーパーマリオブラザーズ」の曲を演奏し始めた。

これが、5歳の僕には衝撃的な出来事だった。

その理由は2つあって

  • 目の前でいつも遊んでるゲームの曲が聴こえてきたことの衝撃
  • なんでこの人たちはゲームの曲を演奏できるのかという疑問

いつも遊んでるゲームの音楽が流れ、なんでこの人たちはゲームをしたらテレビから流れる音楽を演奏できるんだろう。

「なんで、どうして!?」と不思議と疑問が溢れかえって、答えを導き出せない自分にちょっと嫉妬心を覚えながら、とっても感動したのを覚えている。

今も、冒頭だけ記憶の中に残ってて頭の中で鳴らすことができる。

きっと、あの大きな楽器はスーザフォンだ。

そして、白い服のおじさんたちは消防の音楽隊だったかもしれない。

「原体験」をコンサートに活かして

親子コンサートや芸術鑑賞会で弾くのが好き。

この「原体験」をプロになった今、演奏を聴いてくれる子供たちに還元したいと思っている。

去年はたくさんの子供達の前で演奏してきた。

コントラバスを回したり、持ち上げたりするパフォーマンスもよくやった。

コントラバスの背中に手を当ててもらって手に伝わる振動を感じてもらったら、たくさんの子供たちが喜んでくれた。

僕らにとって当たり前のことも、もしかしたら「人生初の体験」かもしれない。

きっと、今年もたくさんの子供たちの前で演奏するだろう。

また子供達の前に楽器を持って登場した時は、白い服のおじさんたちがプレゼントしてくれた不思議と感動を自分なりに伝えていきたいと思った。

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。