コントラバス

今年は短期集中型!吹奏楽におけるコントラバスへの理解と発展を願って『明日のためのレッスンノート2020』をスタートします。

『吹奏楽におけるコントラバスへの理解と発展を願って』

こんなテーマを掲げてSNSで発信を続けて3年半ほど経ちました。

「レッスンノート」を振り返る

吹奏楽部をはじめとした音楽系部活動でコントラバスを弾いている中高生から質問や相談が届くようになり、その一つ一つの質問に返事を書いている中で、自分が持っているノウハウを全て記事にして公開しようと思って2017年に始めたのが『明日のためのレッスンノート』でした。

秋から毎週1記事更新して、年度末の3月まで7ヶ月連続更新。

掲げていたゴールは、パートは自分一人だけ、周りにコントラバスを専門的に教えてくれる人がいないような環境でコントラバスを弾いている中高生が、自信を持って先輩になれるきっかけになれたら嬉しいというところ。

講習会やレッスンで伝えていく「基礎・基本」を全て書いてきて、自作の教則本の楽譜も全て無料公開してダウンロードもOK。

これは予算の関係で夏のコンクールシーズンだけしか講師を呼べない学校で伝えきれなかったことを伝える手段としても大きな効果がありました。

当時の自己ベストを今の視点で見直してみる

そんな試みをしていたら全国の中高生から質問や相談が届くようになって、コントラバスのワークショップを開いたり、出張レッスンへと繋がるなど活動の幅が広がるきっかけになったのは今も覚えています。

今まで以上に吹奏楽指導に明け暮れ、今の視点で去年の「レッスンノート」を見直してみようとまた7ヶ月連続更新を始め『明日のためのレッスンノート2018』をスタートさせました。

「レッスンノート」を書き終えて、また来年も書こうと思っていましたが、恥ずかしながら経験不足を痛感し、これ以上のものは今の自分に書けないと感じてしまい更新を辞めていました。

それから1年、今ならまた新しいものが書けるかもしれないと今日の朝にふと思い、早速レッスンノートの計画を立てました。

2020年のレッスンノートは「短期集中」がテーマ

2020年の「レッスンノート」は短期集中型。
年度末までの3ヶ月で伝えたいことを書いていきます。

目指すゴールはこれまでと同じ「4月から自信を持って先輩になろう!」

ここに変わりはありません。

ただ、これまで以上にシンプルに短期間で伝えたいことを一つの串に刺して出す。

これが今年のレッスンノートの目標です。

「レッスンノート」は1月26日からスタート

『明日のためのレッスンノート』は1月26日(日曜日)から配信します。

今回は自分の教則本ではなく、既存の教本を使って進めていきます。

予定しているのは「朝練コントラバス」と「シマンドル」そして「HIYAMAノート」

この3冊を選んだ理由は僕が勉強をしてきた教本であることと、多くの吹奏楽部で持っているけど使い方がわからないという声を聞いてきたということです。

また教則本やおすすめの松脂、エンドピンのゴムやクリップチューナーなどを記事の中から購入できるようにする予定です。

2020年のレッスンノートはシンプルによりわかりやすく。

部活動ガイドラインで練習時間が限られる中、短期集中型で配信していきたいと思います。

何かわからないことがあれば、LINE@やTwitterのDMで気軽にメッセージを送ってください。

僕自身が誰と繋がっているか分かってないので、フォロー外からもお気軽にどうぞ。

それでは、また!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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