バンド指導にも役に立つ!日本で「音楽用語」として使われる言葉をイタリアの日常会話を使って解説した本を読んで

吹奏楽部を指導していて「楽譜に書かれているこの言葉の意味わかる?」

と問いかける時があります。

逆に、問いかけられてドキッとする時もあります。笑

楽譜に書かれている速度・表情・奏法・強弱など様々な標語は音楽用語事典を調べればその意味が記載されていますが、ほとんどがイタリアの日常会話で話される生きた言葉です。

快活に・早くと書かれているAllegroも

歩くような速さと書かれているAndanteも

イタリアの日常会話での使われ方を知って、その言葉がイメージする風景が目に浮かんだり、取り組んでいる曲のエピソードとリンクさせてお話をしたり少しだけ世界が広がった気がしました。


イタリアの日常会話から学ぶ音楽用語

これまで音楽用語事典に頼りっぱなしだった僕がこの本を知ったのは大学生の時。

オーケストラの授業で指導で来てくださった先生がAllegroって言葉はイタリアの日常会話ではこういった意味で使われるんだ、という話をしてくださったのがきっかけでした。

実はAllegroには”速い”という言葉はないのです。

イタリアではふつう「陽気に、楽しい、明るい」と意味で使います。

引用:これで納得!よくわかる音楽用語のはなし

なので例えば「あいつはアレグロなやつだよな!」

といえば陽気で楽しそうな奴。クラスに一人はいませんか?

ちょっと楽しい心の状態。

ワクワク・ドキドキする心地よさ、胸躍る気持ち。

そういった気持ちからくる表情(明るさや軽さ)から

Allegro=速いというイメージが出来上がってしまったようです。

なるほど!

面白い話を聞いて、すぐに本を買いに行きました。


これで納得!よくわかる音楽用語の話

吹奏楽部の合奏指導でも使っているその本がこちら!

楽譜に書かれている速度・表情・奏法・強弱など様々な標語が

・音楽用語を使った日常会話の例文

・その単語にまつわるエッセイや写真

・用語の代表作

が紹介されており、その言葉の持つイメージや背景が膨らみます。

先日の吹奏楽講習会でも話に上がった本。

3月末で講師を終えた吹奏楽部にも最後にプレゼントしました。

吹奏楽部の学生指揮者・パートリーダーの人などにもオススメです!

ぜひ、興味があったら手にしてみてください。

Ciao!(またね!)

 

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。