今、神奈川県にある平山音楽院という音楽教室でコントラバスの講師を務めています。
平山音楽院では、音楽教室で学ぶ生徒と先生が有志で結成するオーケストラがあって毎年、音楽院の定期演奏会で演奏を披露しています。
今年は管弦楽の編成ではなく弦楽オーケストラと吹奏楽に別れた編成。
指揮者も音楽院で講師を務める先生が担当していて、僕は弦楽オーケストラの指揮・指導を担当させていただきました。3月から練習が始まり6月の演奏会まで、とても充実した時間を過ごすことができたのを覚えています。
そんなオーケストラの定期演奏会当日の様子がyoutubeで配信されました。
音楽教室で学ぶ生徒と先生が有志で結成したオーケストラの演奏会。
よかったら、ちょっと覗いてみてください。
「弦楽オーケストラ」ステージ
演奏会は弦楽オーケストラからはじまりました。
弦楽オーケストラからは3曲お届けしたうちの一部をハイライトとして抜粋。
早川正昭/バロック風日本の四季より「春」第1楽章
「春のうららの隅田川」と滝廉太郎の「花」がバロック風に姿を変えて演奏されるこの曲は、講師の先生をソリストに迎えてお楽しみいただきました。
B.ブリテン/シンプル・シンフォニーより第4楽章
イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンの「シンプル・シンフォニー」は弦楽オーケストラの演奏会でも多く取り上げられている作品の一つ。
ブリテンは生前、日本にも足を運んでおり能楽作品「隅田川」を観たときに感銘を受け、その物語を基に「カーリュー・リヴァー」という教会オペラを書き上げたというエピソードも残されています。
「子供の弦楽合奏」ステージ
音楽院で学ぶ子供たちによる弦楽合奏。
モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク
この曲は、モーツァルトの作品の中でも最も知られている曲ではないかと思うほどに有名な曲。1787年に作曲された曲で、その頃日本は天明7年。
江戸幕府の第十一代目将軍・徳川家斉の時代でした。
僕がこの曲を初めて耳にしたのは、ファミリーコンピューター用ソフト「マリオブラザーズ」でした。(スーパーマリオブラザーズの前の作品)
「吹奏楽」ステージ
演奏会の最後に登場したのは大迫力の吹奏楽団。
A.リード/第3組曲「バレエの情景」より第4楽章「全員の踊り」
A.リードは吹奏楽界を代表する作曲家、まさにレジェンド。
吹奏楽の世界における、音楽室に飾られているベートーヴェンやモーツァルトのような存在で、野球で言えば長嶋茂雄、サッカーでいえばキング・カズのような存在です。
おわりに
今日は6月に開催された平山音楽院オーケストラ定期演奏会の様子をお届けしました。はじめにも書きましたが、音楽教室で学ぶ生徒と先生が有志で結成するオーケストラって本当に素敵だなと思います。
きっと、ここにはプロとかアマチュアという線引きはなく、生徒と講師でありながらも同じオーケストラの中で演奏している音楽家同士なんですよね。
来年はどんな企画になるか、とても楽しみです。
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— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) September 19, 2019
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