川崎市にある南加瀬こども文化センターにて企画・制作を担当させていただいている音楽会も、今回で4回目の開催となりました。
はじめはチェロとコントラバスで、第2回目からは歌とピアノそしてコントラバスの3人でお届けしています。
南加瀬の街で夏休みに開催され、こども文化センターに遊びに来る子たち、そしてお父さん、お母さんや地域の人まで気軽にふらっと立ち寄って、生演奏に触れることができる。そんな時間を過ごして欲しいという思いから「街の小さな音楽会」と名付けました。
毎年テーマを決めて開催するこの企画、今年のテーマは『歌おう!踊ろう!この指とまれ!』
文化センターの方々から当日の写真をいただいたので、音楽会の様子を振り返っていきます。
音楽会の幕開けに登場したのはピアニカ!
館長さんのご挨拶を終えて音楽会のはじまり。
最初に登場したのはピアニカでした。
僕たちは幼稚園、小学校に通っていた頃に音楽の授業で演奏した記憶があります。
みんなはどうだったかな?
今、ピアニカを吹いているという子もいるかもしれないね。
コントラバスの伴奏に乗ってお届けしたのは楽しい楽しい「ミッキーマウス・マーチ」そして口笛を元気に吹き鳴らし小人たちが歌う「ハイホー」
ピアニカって大人になっても楽しめる。
とっても素敵な楽器です。
この楽器の名前はわかるかな?
演奏会の中で登場する楽器の紹介をするコーナーがありました。
「この楽器の名前はわかるかな?」
と聞くと、いろいろな楽器の名前が飛び交いました。
ギター、ヴァイオリン。
うーん、ちょっとおしいな。
この楽器の名前はコントラバス。
弦楽器の中で一番大きな楽器でとっても重いんだ!
そんなことを言いながら楽器を持ち上げると「おぉー!」という声が。
ヴァイオリンと比べてみると、これだけ大きさが違うんだね。
コントラバスのお腹に響く暖かい音で聴いてもらったのは、体の大きな象さんが踊りを踊る、動物の謝肉祭より「象」というワルツ。
コントラバスの音ってなかなかいいでしょ?
歌のお姉さんと一緒に発声練習!
コントラバスの紹介をした後は、歌のお姉さんが素敵な歌声を披露。
どうやったらあんなに綺麗な声で歌えるんだろう。
この音楽会の面白いところは、ただ聴くだけでなく一緒に参加するところ。
素敵な歌後を聞いた後は、お姉さんが歌を上手に歌うコツを教えてくれました。
僕とピアノのお姉さんも一緒に参加してみんなで発声練習。
声を出した後はみなんで歌おう!
夏の季節にぴったりな歌を歌いました。
この写真はリハーサル中の一コマ。
バナナがいるね。君ないったい誰なのか。
世界の言葉で歌ってみよう!
音楽会の後半はどんどんみんなにも参加してもらいながら進んでいきます。
「この国の名前はわかるかな?」
世界の国旗×国の言葉で国名を当てるクイズをして歌ったのは「ともだち讃歌」
ともだち讃歌(名曲だよね大好き)を歌うなら世界の国旗と言葉を画用紙に描きたい!と思って久しぶりにお絵かき。みんな国旗見ただけで国を当ててくれて嬉しかった。そんな先日の親子コンサートの一コマ。楽しかったなぁ。 pic.twitter.com/DaAOkg0rzY
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) August 30, 2019
スペイン語の「ウノ」は「カードゲームのウノ?」なんて質問も上がりました。
他にも好き嫌いを聞いて上がった野菜の名前を歌った「野菜のうた」や僕たちがこどもの頃も歌った「とんでったバナナ」を歌ったり、体を動かしながら楽しみました。
バナナがつるんと飛んでった!
お兄さんもっと笑顔!!!
最後は映画「ドラえもん」の主題歌を
音楽会の最後は映画「ドラえもん のび太の月面探査機」の主題歌「THE GIFT」をお届けしました。
ドラえもんの映画って、最後に次回作の登場人物がちょっと顔を出すんだってね。ちなみに次回の映画は40作目で「恐竜」がテーマみたいだ。
一緒に歌ってくれたみんな、ありがとうね。
ところで、今回の音楽会のテーマは何だったか覚えてるかな?
歌おう!踊ろう!この指とまれ!
今回の演奏会のテーマは「歌おう!踊ろう!この指とまれ!」
アンコールは、今まさに人気絶頂の曲「パプリカ」をみんなで歌って踊ってお別れ。
今回はアンコールに「パプリカ」を提案してくれてこのタイトルが思いつきました。
超パワーアップして帰ってきた音楽会は楽しんでもらえたかな。
夏休みのラストを飾る思い出になってくれたら嬉しいです。
きっと、また楽しい音楽をたくさん用意して来るから楽しみに待っててね!