今年の春、日本で、いや世界で初となるのではないかと思われる、中学・高校の音楽系部活動でコントラバスを弾いている中高生を対象としたソロコンテストが開催されました。
このコンテストは出演者はもちろんコントラバス奏者に限定され、演奏を審査する審査員には国内のプロオーケストラで活躍する奏者が集まりました。
そして、運営や受付をはじめコンテストを支える裏方スタッフまでがコントラバス奏者という会場がコントラバスという楽器に包まれたコンテストでした。
コンテストはキャンセル待ちが出るほどの参加者が集まり、当日は全国から集まった奏者一人一人がコントラバスへの思いを音にしました。
開催継続を求める多数の声を受け、第2回の開催へ!
前回の反響、そして参加者からの「また出場したい!」という声がSNSに上がり、コンテストの主催者である鷲見精一さんが第2回目のとなるコントラバス・ソロコンテストの企画を立ち上げました。
これだけ大きな企画を立てるにはやはり、支援が必要。
今回もクラウドファンディングを立ち上げ、企画に賛同していただける方々からの支援を募っています。
そして、僕もこの企画を支援している一人です。
第一回のコンテストでは感動をありがとうございました!吹奏楽におけるコントラバスへの理解と発展を願って支援!
CAMPFIREで「第2回中学生・高校生のためのコントラバス・ソロコンテストを開催したい!!」のパトロンになりました! https://t.co/l1a6FObmny #夢見る人をはじめる人に
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) June 27, 2019
吹奏楽におけるコントラバスへの理解と発展を願って
コンテストの対象は音楽系部活動ですが、吹奏楽部の話をすると、何年も前から吹奏楽におけるコントラバスのあり方、現状については疑問を持っていましたがここ数年になってようやく注目されるようになってきた気がします。
部活動におけるコントラバスの演奏レベルも爆発的に上がりました。
でも、そうした向上心のある子達が日々の練習の成果を発表する機会があまりにも少ない。
だからこそ、プロジェクトを成功させて日本の吹奏楽界のコントラバスへの理解と発展にも繋がっていけばという思いで今回も支援をしました。
「クラウドファンディング」って何?
コンテストの開催資金はクラウドファンディングで募っています。
まず「クラウドファンディング」って何?という質問をされることがありますが、インターネット上でこんな企画をやりたい!と旗を立て、それに賛同する人に開催資金を支援してもらうシステムです。
クラウドファンディングにもいろいろなタイプがありますが、簡単に説明するとドラゴンボールの元気玉のようなモノです。
「クラウドファンディングって何?」ってたまに聞かれるんだけど、ドラゴンボールでいう元気玉です。誰かが立ち上げたプロジェクトに賛同した人たちが少しずつお金で支援する元気玉。
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) June 27, 2019
ゼロからイチで何かを立ち上げるときに必要になってくるのがお金。
このお金を賛同する人たちから少しずつ支援してもらい、そのお礼にリターンとしてモノやサービスを受け取ることができます。
「リターン」って何?って人はクラウドファンディングの支援ページをご覧ください。
募集終了まであと少し!
第2回中学生・高校生のためのコントラバス・ソロコンテスト開催に向けたクラウドファンディング終了まで、この記事を書いている時点であと12時間ほどとなりました。
ここ数日で、この企画を目にした方々が続々と支援している様子がタイムラインに流れてきます。
あと数時間でどこまで伸びるか未知数ですが、最後に吹奏楽指導に情熱を注ぐコントラバス奏者として、吹奏楽におけるコントラバスへの理解と発展を願って、一人でも多くの人にこのコンテストの存在を知ってもらいたく筆をとりました。
第2回も開催が決まりますように。
この活動が、きっと日本の音楽系部活動におけるコントラバスのあり方を変えると信じています。