吹奏楽の枠を超えた多彩な演奏スタイルと情熱あふれるサウンドが魅力の吹奏楽団ブラス・エクシード・トウキョウ。
これまで、アイリッシュダンスや朗読付き音楽劇、合唱団との共演コンサートを各地で開催、最近ではは金管打楽器、木管セクションによる公式ユニットが誕生しコンサートを開催してきたことも記憶に新しい方もいらっしゃると思います。
豊洲の夜景をバックに奏でられた木管アンサンブルは極上の時間でした。
そんなブラス・エクシード・トウキョウが、今回新たな挑戦に挑みます。
無声映画って何?
無声映画は、音声や音響、セリフの入らない映画のことで、映画が生まれた頃はすべての作品が無声映画でした。
日本では、上映中に内容を解説したりセリフを話したりする活動弁士(映画解説者)がいて、映像と語り、ときに生演奏を交えながらで映画を楽しんでいたようです。
SF映画無声映画
今回、上映する映画「メトロポリス」は1927年に公開された無声映画。
SF映画に必要な要素がぎゅっと詰まった作品で、以降のSF映画に大きな影響を与えたことからSF映画の原点にして頂点と呼ばれる作品です。
「スター・ウォーズ」シリーズに登場するC-3POもメトロポリスに出てくるヒューマノイド・マリアが基になっているんですね。
弁士さんと俳優さんがアテレコしてくれるので、無声映画がわかりやすくて迫力❗
そして音楽は生演奏❗
ぜひ体感してください。
メトロポリスのヒューマノイド・マリアはC-3POの基です。
ぜひご覧下さい。#メトロポリス #映画 #無声映画 #調布 #スターウォーズ https://t.co/Pt1deytuA7— ダイヤ (@diamondlyena) November 7, 2018
映画に魂を吹き込む「声色掛け合い」
まだ映画にセリフや音楽がなかった頃に巧みな語り口や声色で映画を解説したのが活動弁士。
この「声色掛け合い」というのは、数人の活動弁士が役を受け持ち、声色を使い分け映像にセリフを当てること。
メトロポリスの世界に登場する人物にセリフを当てる、すなわち魂を吹き込んでくれます。
こちらはリハーサルの様子!
佐々木さん!#活弁 #佐々木亜希子 #映画 pic.twitter.com/IQQFusHvoT
— 調布シネマクラブ@9ちゃん (@9chansan) November 7, 2018
活弁と吹奏楽の饗宴
活動弁士、俳優、芸人の皆さんが魂を吹き込み、エクシードが音楽で彩りを与えていきます。
『メトロポリス』シネマコンサートの合わせ稽古。 https://t.co/fjiMbqY6KR
— 佐々木 亜希子 (@akikomokuren) October 27, 2018
11月9日 調布市グリーンホール
90年前の無声映画
「メトロポリス」が生オーケストラと佐々木亜希子さん 僕 浜田学さんらの劇場での声入れで現代に! pic.twitter.com/PTjJBQYZql— 冨家規政 (@nonn0304) October 30, 2018
イケボイス浜田学さんです!
リハ終了後にちょっと打ち合わせw
いよいよ11/9本番です!
お越しくださる皆様、楽しみにしてください!
ご検討中の方、当日券の販売もございます。お待ちしております。 pic.twitter.com/OheWClCvXR— 調布シネマクラブ@9ちゃん (@9chansan) November 7, 2018
活弁士させていただきます!
しかも生オーケストラ!
置きチケお安い!金額は聞いて下さい!
11/9(金)
SF映画の金字塔『メトロポリス』
極上シネマコンサート#吹奏楽
出演:#浜田学.#冨家規政.#天津木村.#成瀬ワサビ.#佐々木亜希子
「生演奏」#ブラスエクシードトウキョウhttps://t.co/PDPkiIgFxH— 天津木村 (@kimutakut) October 24, 2018
https://twitter.com/naruseyoshiharu/status/1059927540465192960
おわりに
1927年に公開されて以降、多くのSF作品に影響を与え「原点にして頂点」と呼ばれるSF映画の金字塔「メトロポリス」の世界が活弁と吹奏楽の饗宴で鮮やかに蘇る企画。
国内初の試みということで、僕もとっても楽しみにしています。
すでにリハーサルの時点で、映像にセリフが入った時点で「おぉぉー!」という感情が心の奥底から湧き出ているのですが、これ是非とも生で聴いてそして見ていただきたい作品です。
上映は明日、11月9日(金曜)の18時30分調布市グリーンホール。
まさに「ここでしか聴けない」という言葉がぴったりなコンサート。
お仕事帰り、お出かけ帰りにぜひお立ち寄りください!