平日休みでも、吹奏楽がやりたい!

月曜吹奏楽団の『練習日記』ep.3 音楽とテクニック、どちらが先か

こんにちは!

コントラバス奏者の井口信之輔です。

昨日は、横浜で新しく立ち上がった平日吹奏楽団の練習でした。

平日吹奏楽団は「平日休みでも吹奏楽がやりたい!」という声に応えて立ち上がった市民バンドで毎月2回、横浜市中区にある『Ampersand Studio』という場所で練習しています。

平日吹奏楽団!?興味ある!って人はこちら↓↓(前回の練習日記)

平日吹奏楽団の面白いところは、休みによって楽団を3つの中から選べるところ。

  • 月曜吹奏楽団 (この3つの団体の中から)
  • 火曜吹奏楽団(自分の休みに合わせて楽団を選べます。本番も各曜日の夜!)
  • 水曜吹奏楽団(練習会場は打楽器完備!)

練習は月に2回、横浜市中区のスタジオで13時15分〜17時00分の中で行っています。

僕は月曜吹奏楽団の指揮・指導を担当しているので月曜吹奏楽団の様子を書いていきます。

新しい仲間を迎え合奏しました

平日休みの大人のための吹奏楽団。

まだ人数は少ないですが、回を重ねるたびに新しい仲間が来てくれて一緒に演奏しています。

昨日はポップスを中心に3曲練習しました。

ひとことメモ

3曲とも共通してお話ししたことは

  • 曲の集合ポイントを決める
  • フレージングを揃えていく
  • 4拍目の感じ方

約束事を決め、考え方を揃えて、その中で自由に表現してくれたらと思います。

日頃から演奏している人も、久しぶりに吹く人も

楽団には日頃から演奏活動をしている人もいれば、久しぶりに楽器を吹く人もいます。

久しぶりに楽器を吹く人たちは、高い音が出ないかもしれないし上手く吹けないかもしれないという不安もあるかと思いますが、とにかく思いっきり吹いて欲しいし、吹ける雰囲気作りを心がけていきたいと思っています。

狙って外しても大丈夫、音が当たらなくっても、少しづつチャレンジしていけば、少しづつ感覚を取り戻していけると考えています。

感覚を取り戻す=今よりちょっとずつ上手くなってる

昨日も高い音がバッチリ決まったときがあり、とても良い音が聴こえました。

音楽とテクニック、どちらが先か

どちらが先かと決められるものではないかもしれませんが、音楽作りに一番重点を置いています。

音程が合わなくても、縦が合わなくても、まずは一緒に音楽を作る。

頭に音楽があって、テクニックが後からついてくるようなイメージ。

まずは今いるみんなで設計図を理解して、その中で表現してみよう!

そうした中で、気になった技術的な部分を揃えていけたら良いなと思います。

月に2回、3時間の練習で多くの曲をこなしていくのにどういった練習計画を組み立てれば良いか、僕もとっても勉強になっています。

練習の後は懇親会

平日吹奏楽団、練習の後は併設されているカフェで懇親会を開いています。

音楽の話や雑談をしながら過ごす時間は、練習後の楽しみでもあります。

https://twitter.com/igu_shin/status/957929560124768256

次の練習は来週の月曜日!

次回の合奏曲と前回の練習ポイントはラインで共有。

来週も頑張ります!

まだまだ団員募集中!

平日の午後に集まって合奏をして楽しくお喋り。

平日吹奏楽団は、まだまだ団員募集していますので興味のある方はぜひご参加下さい!

今後の練習日程、演奏会の予定は楽団ホームページに記載されています。

見学も大歓迎ですので、興味のある方、ぜひ一度足をお運びください!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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