コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。
コントラバスを弾いたり、教えたり、部活動からアマチュアオーケストラ・吹奏楽団の指揮や指導をしたり、SNSでは日常から好きなこと、フリーランスの音楽家のキャリア形成の話などいろいろなことを発信したりしています。
今日は吹奏楽の合奏レッスンの中で感じた出来事を書いていこうと思います。
顔文字が良い仕事をするってお話しです。
楽譜に顔文字を書き込んでみた
先日、吹奏楽の合奏レッスンでの一コマ。
2007年度吹奏楽コンクールの課題曲マーチ「ブルー・スカイ」の練習中に、もう少しキラッとした明るい音が欲しいなと感じるところがありました。
こうした場合「◯◯からもう少し明るい音でお願いします!」というようなアドバイスをすることが多かったりしますが、ふと頭の中に\(^o^)/の顔文字が浮かびました。
そして、楽譜ってリタルダンドや指揮者を見るところ、少しテンポを前に進めていくときって言葉でではなく記号で書くことが多いし、顔文字の方がイメージ共有しやすいかもと思ってホワイトボードにこんな指示を書いてみました。
で、楽譜にこの顔文字を書いてもらったのですが…
音がキラッと明るくなりました\(^o^)/
顔文字お前やるじゃん。
顔文字はイメージを共有しやすい
考えてみると、顔文字ってイメージが共有しやすいんですよね。
しかも、シンプルに。
大人になるといろんな経験をして知識を得るのでつい物事を難しく考えすぎてしまうってこともありますが、顔文字を楽譜に書いてみたらこんな感じってイメージしやすく音がガラッと変わったという経験がシンプルにわかりやすく伝えることの大切さを教えてくれました。
楽譜に顔文字を書くなんて発想、あんまりしないと思うのでクスッと笑いが起きることがあります。
で、その笑いは合奏の雰囲気を暖かくして、良い意味で緊張感の解けたバンドからは\(^o^)/がとっても良い音を引き出してくれる。
楽譜に顔文字、イメージをシンプルにわかりやすく共有したいときにおすすめです。