今年の年明けと春に開催した「若き音楽家の交流会」をきっかけに出会った音楽仲間からお誘いをいただき、六本木へ演奏会を聴きに行ってきました。
この交流会をきっかけに出演することになった話なんかも聞くと嬉しい限りです。
僕も交流会をきっかけに講習会の講師を依頼して一緒に仕事をする仲間ができたり、今度は栃木県へ行ったりと、交流会で出会ったことがきっかけで音楽の輪が広がりました。
演奏会に行くの久しぶりかも
久しぶりの演奏会、チケットは完売してたとのことで多くの人で賑わっていました。
会場に入ってふと思ったんですが、演奏会に行くのって久しぶりかもしれない。
去年の今頃は暇があればいろいろな演奏会へ足を運んでいましたが、今年に入ってスケジュール的にも中々足を運べる機会がなかったので、久しぶりの演奏会でした。
ドビュッシー没後100年を迎えて
今回は、クロード・ドビュッシー没後100年を迎えて「自然」をテーマにした演奏会でした。
恥ずかしながら、ドビュッシーってあまり聴いたことがなかったので知らない曲がたくさん。
プログラムノートを読みながら生演奏を聴くなんて久しぶりだなと思い、たまにウトウトしながら露天風呂に入っているような気持ちで音楽を聴いていました。
やっぱり生演奏っていいですね。
プログラムノートを書く側になって感じたこと
久しぶりに演奏会へ足を運んで一つ感じたことがありました。
それは、演奏会のプログラムノートをじっくり読むようになったこと。
文章を書くのが好きで自分もプログラムノートを書いたり、ライターとして執筆をしたりするようになってから、よりプログラムノートに目が行くようになりました。
久しぶりに演奏会行ってきた。やっぱり生演奏でクラシック聴くのいいね。大盛況でしたおめでとうございました!あとね、ドビュッシーのピアノ二重奏「白と黒で」のプログラムノートがめっちゃ良かった。文章が素敵だと演奏より楽しめるよね。 pic.twitter.com/BPmPfKnqa5
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) November 2, 2018
面白いプログラムノートって曲を想像させてくれるので、より演奏を楽しめるんですよね。
僕は、たくさん「へぇー!」を引き出してくれるようなプログラムノートが大好きです。
今回の演奏会の最後に演奏したクロード・ドビュッシー『白と黒で L.134』のプログラムノートには「へぇー!」と思うことがたくさん書かれていて面白かったです。
おわりに
ということで、久しぶりにクラシック音楽の演奏会へ行ってきました。
奏者の息使いや舞台の空気、表情が伝わってくるのが生演奏ならではの魅力ですが、何より楽器の音を客席で生で聴くっていいですね。
あっ!そうだ。
作曲家の山田悠人さんがMCで自作曲の原曲の話をしていたので紹介します。
『春、花咲くプラムの木』という作品、とっても綺麗な曲でした。
今回はクラリネット版の演奏で、原曲はサクソフォーンソロだそうです。
久しぶりの演奏会、帰りはバッタリ出会った作曲家と一緒に帰宅。
また、時間を作って演奏会に行こうと思います。
さて、明日からは弾く方で演奏会ラッシュ!頑張ってきます。