2018年に音大卒業後の話を書いた記事がバズったきっかけで、一つ変わったことがありました。
それは、音大生に向けたイベントのトークセッションに登壇したり、僕よりも若い世代の音楽家から卒業後のことについて相談を受けたりすることが多くなったこと。
せっかく、こうした機会つまりチャンスが訪れたので、これまでの体験談を振り返りながら記事にしていこうと、noteで『音大卒業冒険記』というタイトルのマガジンを書き始めました。
何を書いてるの?
『音大卒業冒険記』は、音大卒業後の仕事の種類、そして名刺や人脈の話、それから行動するために必要な「行動力」についての考え方や吹奏楽指導者としてのキャリアの作り方(実体験に基づく)など、これまでを振り返りながら更新しています。
次の記事を更新しようとしていた矢先に新型コロナウイルスの影響をモロに受け、各方面との対応に追われていましたが今日でひと段落したので、またマガジンを更新していきたいと思います。
その前に、これまでの配信している中でアクセス数の多い記事を紹介していくので、興味のある記事があればぜひ読んでみてください。
一部、有料記事となっている記事は無料で読める部分をさらに深く掘り下げています。
人気記事 第3位「パート講師の仕事」
第3位はこちら!
吹奏楽指導者としてのキャリアの作り方「パート講師編」
音大や音楽専門学校に入って一番最初に受けた仕事が、吹奏楽部をはじめとした音楽系部活動の生徒に楽器を教える仕事だったという人も多いはず。
ここでは吹奏楽部を例に出して「吹奏楽指導」の仕事でパート講師として収入を得ていくためにどんなキャリア形成をしていけば良いかを、自身の体験談を元に書いています。
人気記事 第2位「駆け出しのフリーランス」
第2位はこちらでした。
「音楽家」としてのキャリアの作り方「フリーランス編その1」
これは自分のアルバイト掛け持ち時代から今に至るまでを4つのフェーズに分けて書いています。
音楽家のキャリア形成(フリーランス編)
なんでもやります!
得意不得意、向き不向きを知る
↓
これならできます!
その道のスペシャリストを目指す
↓
広げた風呂敷を畳む
予定を埋めちゃうと新しい仕事が来ないから風呂敷を畳んで余白を作る
↓
得意分野で希少人材になる
◯◯だったら××さん— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) February 19, 2020
キャリアの作り方は人によって本当に違うし、僕はかなり泥臭く遠回りをしたと思うんだけど、実力そして競争社会としての面を強く持つこの世界で生きていくには良い経験だったと思う。
今の僕はフリーランスではなく楽団に所属しながら個人でも仕事をしているというスタイルですが、働き方としてはフリーランスの頃と変わりません。
人気記事 第1位「合奏トレーナーの話」
過去7記事更新してきて一番読まれていた記事はこちら!
吹奏楽指導者としてのキャリアの作り方「合奏トレーナー編」
合奏指導、いわゆるバンドディレクター的なポジションでの指導の仕事に関する記事が一番読まれていました。
コンクールや演奏会に向けた合奏指導、また楽器講習会の合奏講師、定期演奏会への客演指揮や市民楽団の指揮者などなど、音楽指導で一つのチームをまとめる仕事をしたいと思ったときに何をしてきたかを書いた記事。
合わせて読みたい「行動力の育て方」
こうしてアクセス数を見てみると「キャリア形成の話」がぶっちぎりでした。
確かにこれまで相談を受けたり誰かの前で話すときも「キャリア」の話が多かったかも。
結局、個人で仕事を得ていく上で大事なのは「とにかく動く」ことなので最後に個人的におすすめな「行動力の育て方」を書いた記事を紹介します。
まずはやってみる。
とりあえず、やってみる。
おわりに
メモ帳に小さな成功体験や失敗したことを書いて一つ一つ分析していくことで、自分の勝ちパターンを知ることができたり、どんなキャリアを歩んできて、今足りないものは何なのか。
本当にそれほどでもない成績で大学を出た僕がこんな記事を書いていますが、こうやって自分自身が過去に何をしてきたかを言葉にして振り返ってみることで、たくさんの発見がありました。
この先もどんどん更新していくので、noteのマガジンにも遊びに来てください。
コロナショックがとんでもないことになっていますが、お互い頑張りましょう。