先日、トレーナーとして関わっているオーケストラで通い合宿という貴重な体験してきました。
小ホールや練習室などを借り切って2日間、朝から夜までたっぷり練習。
夜は帰宅する人がいたり、近くで宿泊する人がいたり、それぞれの都合で個々のスケジュールが組めるところが良いなと思いました。
そして、なんかオーケストラの演奏旅行っぽい雰囲気がとても楽しかったです。
僕は初日のみの参加だったので、朝から晩まで一日演奏のサポートをさせていただきました。
トレーナーの先生方も集合!
通い合宿の楽しみに、トレーナーの先生方との再会がありました。
普段、オーケストラの練習で一緒になる機会がないのでトレーナーの先生が集まるのは貴重な機会。
指揮者の松元宏康さんとのリハーサルでは、トレーナーの先生方も合奏に立ち会いアドバイスをしていきます。
https://twitter.com/orch_bouquet/status/1467173715213701120
オーケストラの中で演奏するときに大切なこと
オーケストラや室内楽で演奏する中で大切なことはアンテナを張ること。
自分の演奏に夢中になりすぎず、一人の世界に没頭せず、いつどこで誰が何をしているか?を感じ、それに対して自分がどんなアプローチをするかを考えて音を出すことが大切です。
例えばこう(アンサンブルの中でのアンテナの張り方)
いつ=弦分奏で
どこで=1stヴァイオリンの後ろの方で
誰が=広報担当が
何をしてるか?=撮影をしている
それに対し、「この写真はきっとSNSで使われる」と思いさりげなくピースをしていました。
https://twitter.com/igu_shin/status/1467516741094092800
はい。
工夫を重ねた練習
オーケストラの名前は『シンフォニックアンサンブルブーケ』
ブーケの愛称で親しまれ、来年1月の演奏会に向け音楽作りをしています。
2日目は合奏練習の時間を多くとり、充実した練習になったようです。
ブーケの合奏の魅力は配置を変えたりいろんな試みをしながら音楽作りをすること。
これはとっても勉強になります。
https://twitter.com/orch_bouquet/status/1467495604700196865
メンバーとの会話の時間を作れるのが嬉しい
通い合宿に参加して感じたのは普段の練習ではできない交流ができることで、休憩中や食事の時間、部屋の準備や片付けをしながら、あまり会話する機会のない人たちとのコミュニケーションがとれること。
じっくり話す時間はなくても、一言二言でも会話することは一緒に音楽を作る上で大切なこと。
ここにプロもアマチュアも関係ないし、仕事として呼んでもらってる立場だけど、約束の時間に来て音楽指導や技術指導をしてギャラをもらって帰るだけでは面白みがないし、誰でもできる。
コロナ前だったら時間があれ飲みに行くし、演奏会聴きに行けなくても顔だけ出したり、膝突き合わせて会話をして「それいいね!」って意気投合したり、面白い世界は仕事の先にあると思ってます。
おわりに
一日音楽に没頭し続ける日って気持ちがいいですね。
指導する側もとっても勉強になる時間でした。
また来年の演奏会に向けて勉強を重ね、サポートしていきたいと思います!
シンフォニックアンサンブルブーケの演奏会は来年1月30日(日)
東京都江東区にあるティアラこうとう大ホールにて開催されます。
詳しくは楽団SNSまたは公式ホームページをご覧ください。
https://twitter.com/orch_bouquet/status/1424576045412327434
併せて、弦楽器のメンバーも募集しています!
https://twitter.com/orch_bouquet/status/1467496618429919233