日記

動画や録音を送りコメントをするチャット形式のオンラインレッスンの魅力。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者の井口信之輔です。

まずはお知らせ!

井口コントラバス教室のオンラインショップがリニューアルしました。

また、部活動でコントラバスを弾く中高生限定のオンラインレッスン『中高生応援プラン』を準備しています。学校でした楽器が弾けない、スマホが持ち込めない中学生に向けてメールでのやりとりに特化したオンラインレッスン。

LINE公式アカウントで現役の中高生の声を聞き、どんな形が良いかを考えていきます。

興味のある人は何らかの手段で僕にメッセージを送ってください。

詳しくはコチラ


そして!指揮者を務める『よこはま月曜吹奏楽団』が秋の演奏会に向けて期間限定メンバーを募集しています。

入団という形を取らず、指定された練習日に参加していただき一緒に演奏会を迎えます。

詳しくは、楽団ホームページまたは公式Twitterをご覧ください。

楽団のホームページはコチラ

繋がらないオンラインレッスン

去年からはじめたコントラバスのオンラインレッスンは

  • zoomを使って画面越しにレクチャーをするレッスン
  • メッセージのやりとりで演奏をサポートするチャット形式のレッスン

二本立てのプランで展開しています。

オンラインレッスンというと、zoomやスカイプなどで繋がりレッスンをするイメージがありますが、このチャット形式のオンラインレッスンというのもとても魅力的です。

とくに楽器が自宅にない、演奏できる場所が限られている人なんかにもおすすめ。

今日は、なぜチャット形式のオンラインレッスンが良いのかを書いていきます。

お互い時間を合わせる必要がない

まずはこれ。

チャット形式なので「◯月◯日の何時から」という約束がありません。

生徒さんが練習しているとき、僕は仕事をしているかもしれないし、僕がコメントを書いているとき生徒さんは仕事をしてるかもしれないし、誰かとお茶をしているかもしれない。

たとえば吹奏楽部で「部活の練習時間までにコメントが欲しい!」と言ってくれたらその時間までに返信をします。

このような感じで、お互い時間を合わせる必要がないのがチャット形式のレッスンの魅力。

自分の演奏を客観的に見ることで成長につながる

チャット形式のレッスンでは、録音または録画をすすめています。

録るのは数小節だけでOKで、1小節でも構いません。

例えば、トイズ・パレードの冒頭から4小節間といった感じで良くて、スマホで撮影した動画をメー裏で送ってもらいコメントをしていきます。

このとき、録った映像を見返すと思うんですね。

すると「今のはちょっとな」とか「もう一回録ってみよう」と思うはず。

このとき、自分の演奏を自分で見て改善点を見つけているんですね。

チャット形式のレッスンの一番良いところはここで、自分が自分の先生になっているんです。

なので、普段は気が付かない部分に目が行きそこを改善していく。

僕のコメントよりも、自分で自分の演奏を見直す良い機会になるのがチャット形式のレッスン。

勇気を持って踏み出せば上手くなる

自分の演奏を録画、録音するのって慣れないし勇気のいることですよね。

でも、一度録って見直す機会を作り、それを数回続けてみてください。

自分で自分の演奏を第三者の視点で観察する習慣をつけることで、演奏中には気づかなかった部分に気がつけるようになり、練習を工夫することで楽器の上達へとつながります。

演奏を録音、録画するだけであればレッスンを受けなくてもすぐにできます。

特別な機材は必要ありません。

スマホやボイスメモ、録音機で十分です。

ぜひ、試してみてください。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

-日記