コロナ禍の隙間時間を活用し、メンタル心理カウンセラーの勉強をしています。
前回はストレスの恐ろしさを知るということを学んできました。
心理テストをしてみると、自分はストレスに気が付きにくいタイプであること、そして思った以上にストレスを抱えている可能性があるということに驚きました。
我慢できるうちは良いかもしれませんが、ストレスは心の面だけではなく身体面にも影響を与えてしまうこともあるので、もう少し自分の心の状態を知ることや、自分を労るという意識を大切にしていこうと思いました。
とくに、身体の不調が出てから気づくのでは遅いということがストレスの恐ろしさです。
なので、定期的にストレスチェックをしてみるなど、自分の心のメンテナンスをすることも大切。
ここまでが前回の学びで、今日はストレスをセルフマネージメントする方法に入っていきます。
ストレスのない生活に憧れる
多くの人はストレスのない生活に憧れてるようです。
僕もこれには納得ですが、ちょっと腑に落ちないところがあって、それは人を成長させるために必要なストレスはあったほうがいいと思うところです。
じゃあ、そのストレスって何?と聞かれると具体的に説明できないところがまだ未熟な部分ですが、音楽の仕事で例えると、成長のために身の丈以上のことを引き受け全力でなんとかするということです。
僕の過去の経験では
- 吹奏楽の演奏会でエレキベースを弾いて欲しい
- 吹奏楽団を立ち上げるので練習から本番までを受け持って欲しい
- 合奏指導、指揮できますか?→できます
といったところ。
どの依頼も、普段クラシック音楽や吹奏楽以外聴くこともなく、他のジャンルにあまり詳しくない、音楽大学でコントラバスを専攻しクラシック音楽を学んできたというスペックという当時の自分には身の丈以上の話でした。
だけど、全て自分がこの先やりたいことであり、仕事の幅を広げるチャンスでもあります。
実際、いざ受けると最初は良いですがどこかでからなずといって壁にぶち当たります。
食欲をなくし、自分の力不足を痛感し、それでも形にしようと学びに工夫が生まれていきます。
ただ、ここで感じるストレスは心地よいところがあって、不快に感じることはありません。
なので、ちょっと話が脱線していますが、こうしたあたりもしっかり言葉で伝えられるようになりたいと思いました。
こうしたストレスは人を成長させてくれるのかなと思います。
ストレスを自分で解消する難しさ
話を戻して、人はストレスのない生活に憧れるといいます。
しかし、実際は多くの人が悩みを抱え、溜め込んでしまっているようです。
そして考えすぎて苦しんでいる、これは周りを見てもそう感じることがあります。
自分で解決できる時はまだいいけど
悩みを抱え、溜め込んだり考えすぎてしまっていても、自分一人で考えて問題を解決できる時はまだ良いけれど、精神的に追い詰められている時は、視野が狭くなってしまい自分一人で問題を解決する方法を見つけるのが難しくなってしまう。
自分の悪いところばかりに目が行き、考えれば考えるほどマイナス思考になってしまうこともある。
これは僕も心当たりがあることがあり、世界の終わりを迎えるレベルで考えすぎてしまうことがありました。だけど、落ちつところまで落ちたらあとは上がってくるだけどポジティブに考えており、他人にアドバイスをするときも、そのように伝えていたことがありました。
ストレスセルフマネージメント法を学ぶ
ストレスは時間が解決してくれる、落ちるところまで落ちたらあとは上がるだけと、僕もこれまで待つというタイプでした。
この待つというスタイルと合わせて知っておきたいのがストレスセルフマネージメント法です。
ストレスセルフマネージマント法とは?
自分がストレスと感じているものを書き出し、視覚的に自己理解を深めていくこと。
目に見えないストレスは考えれば考えるほど不安が増し、うまく整理ができなくなってしまうけど、ストレスの可視化することで視覚的に認識することができる。
その時の自分の心を理解し、解消方法を生み出す方法がストレスセルフマネージメント。
順番としては
- ストレスを感じた場面を思い出す
- ストレスを感じた時の行動を書いてみる
- その結果はどうなったか
を書いていくといったところでしょうか。
まずはここまで勉強し、一度復習をしてからストレスセルフマネージメント法についてさらに深く考えていきたいと思います。