さあ、カウンセラー資格取得のための勉強が習慣化されてきて、更新頻度も高まってきました。
昨日は、ストレスをセルフマネージメントする方法を書いてきました。
これまで時間が解決してくれると待つ方法しか知りませんでしたが、自分のストレスに関する事を書き出し視覚的に自己理解を深めていく方法として、ストレスセルフマネージメント法を学びました。
特に、目に見えないストレスについては考えてしまうと不安は増す一方で、自分の中で整理がつかなくなってしまうこともあるので、紙などに書き出し目に見える形でストレスを認識し、その時の心情を客観的に理解することで解消法を見つけ出すことに繋がるということ。
今回は、そのストレスセルフマネージメント法をより深く考えていきます。
ストレスを感じた時の行動
まず、ストレスを感じた時に行動を起こせたか?というところで
- 行動を起こせた人
- 行動を起こせなかった人
に分かれるようです。
この違いで生まれるものは何か?というと、自分に合ったストレス解消法を見つけやすいかどうかというところ。
ストレスを感じた時、何か具体的に行動を起こせた人は自分に合ったストレス解消法を見つけやすい傾向にあることに対して、行動を起こせなかった人は、ストレス解消が運任せになってしまう可能性がある傾向にあるそうです。
運よくストレス解消できたら良いですが、そうでないこともあるというのを忘れないようにしたいところ。
大切なのは、具体的なストレス解消法を見つけていくところ
行動を起こせた、起こせなかったの良し悪しではなく、大切なのは具体的なストレス解消法を見つけていくこと。
実践!ストレスセルフマネジメント法
そうした話を踏まえて、ストレスセルフマネージメント法に入っていきます。
まず、大きく分けて三つのステップに分かれており、ストレスに対する理解を深めるところにはじまり、次に解消法を確立するということです。
STEP1 ストレスに対する理解を深める
まず、ストレスを感じた時の場面を思い越してみます。
- その時、どんな気分になったか?
- 健康的な時に比べて、体調などに変化はあったか?
ストレスを感じた場面を思い起こすのは辛いこともあるかもしれませんが、まずはこの二つの問いを紙に書き出していきます。
STEP2 ストレスに対して行動は起こせたか?
次に感じたストレスに対して何か行動を起こせたか?を書いていきます。
- ストレスを感じた時に行動を起こせた人
具体的にどんな行動を起こしたか?
- ストレスを感じた時に行動を起こせなかった人
なぜ、行動を起こせなかったか?
行動を起こせた人も起こせなかった人もその結果どうなったか?
ここを可視化させることで、ストレス解消法を見つけていくことができるかもしれません。
STEP3 自分が癒しを感じると思うこと
ストレスに対する理解を深めたら、次は自分が癒しを感じると思うことを書いていきます。
これは、場所や好きなこと、誰といると気持ちが安らぐかと人によって様々です。
好きなことでも良いし、何かをしている時でも良い。
心が癒されると感じる時はどんな時かを書き出していき、意識的に日常に取り入れていきます。
まとめると
先に書いたように、ストレスを感じた時に何か行動を起こせる人は、ストレスと前向きに向き合っていけるかもしれませんが、行動を起こせなかった人はこのようにストレスを感じた時の自分の状態を書き出し可視化して、理解を深めていくのが良いということです。
また、日々の仕事や日常生活に追われ心を休める時間が取れない、好きなことや趣味に没頭する時間が取れないという人も、一日5分〜10分程度でも自分が癒しを感じる物事に触れる機会を作ることで心の健康を保てるようになることに繋がるということが学びでした。
そうした、心を休める時間を取ることで思考もクリアになり、問題解決への糸口が見けられることもあるかもしれないということ。
僕も行き詰まったら寝る、銭湯に行くと自分が癒しを感じる行動をとることが多かったので、改めて「なるほど!」と感じました。
ストレスは時間が解決してくれることを待つだけでなく、セルフマネージメントで解決の糸口を見つける。
これが今日の学びです。