日記

茨城県進出計画

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

コントラバスを弾いたり教えたり、吹奏楽部やアマチュアオーケストラの指揮・指導をしたり、高校音楽科でコントラバスの講師をしたりしています。

さて、noteでフリーランス音楽家サバイバル論というマガジンをスタートさせました。記事はブログやnoteで更新し、踏み込んだ話は有料で販売します。

2018年の秋に『それほどでもない成績で音楽大学を卒業した僕が、30歳まで音楽を続けてきて感じた21のこと』というブログがバズり、そのあたりからフリーランスという働き方についての体験談を書いていくようになりました。

いくぜ茨城

コロナ前、神奈川県に活動の幅を広げることを目標に神奈川県進出計画というものを打ち出していました。

当時は千葉に住んでおり、将来は神奈川県に住みたいけど神奈川での仕事がほとんどない状態で、このまま神奈川に引っ越しても仕事のたびに千葉に行かなくてはならず、どうも移住しようと思えませんでした。

まずは軸足を固めてから。

当時はこの考えが動き出しを遅らせて時間だけがどんどん過ぎていくという不安もありましたが、振り返ってみると挑戦は攻めること以上に守りを固めることが大切だということがわかってきたので、この判断は良かったのかと思います。

思った以上に時間がかかってしまいましたが、当時の勢いというかギラギラした気持ちというのがどこか懐かしく、最近はそんな懐かしい気持ちを思い出しながらあることを頭に描いています。

茨城県進出計画

さて、あれからコロナ禍を経て神奈川県進出計画は完了し、一都五県に年間を通した仕事の拠点を築くことができました(みなさまに感謝です)

自分一人で稼働している中で活動範囲が広くなりすぎるとそれはそれで大変なこともあるのですが、もう少し踏み込んでいきたいなと思う地域があって、それが茨城県です。

茨城県は、2023年より聖徳大学附属取手聖徳女子高校の音楽科で講師を務めているのですが、一時は生徒募集停止となっていた取手聖徳が生徒募集継続を発表、そして昨年度、今年度と生徒数が右肩上がりで音楽科も多くの生徒が入学を決めてくれ、再び盛り上がりを見せてきました。

そんな学校の盛り上がりと合わせて、自分ももう少し茨城で活動の幅を広げ、各地の音楽文化に貢献すると同時に学校の魅力を広めていきたいなと思っています。

といいつつ、今年は大阪芸術大学に通い教職課程を履修するので、最優先順位は学業ですが、少し先の未来を見たときに茨城県に活動の幅が広がっていくよう今からしっかりと種まきをしていきたいと思います。

早速ですが、茨城おとのわプロジェクトの演奏者と地域をつなぐプラットフォームに登録させていただきました。

茨城おとのわプロジェクトは茨城県にゆかりのあるアーティストと地域をつなぐ活動をするほか、部活動の地域移行などにも関わり独自の活動をしております。先日、茨城県石岡市で開催された吹奏楽のコンサートも楽しませていただきました。

アーティスト紹介ページに自分は何者なのかを書いています。

茨城県でコントラバスを探しているみなさま、お気軽にご連絡ください。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

-日記