日記

吹奏楽の響きで描く夏祭り!市川ウインドオーケストラ第5回定期演奏会

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

ご縁あって地元、指揮する機会をいただいた、市川ウインドオーケストラ第5回定期演奏会、大盛況のうちに終演しました。

ご来場ありがとうございました!

4月にお話をいただき5月から練習がはじまったと思えばあっという間。

長引くコロナ禍の中、無事に定期演奏会が開催されたことを何より嬉しく思います。

市川ウインドの皆さま、ありがとうございました。

そして定期演奏会の成功おめでとうございます!

青春時代を過ごした街での練習

市川ウインドの皆さんとの練習がはじまったのは5月。

演奏会の第一部は吹奏楽オリジナル作品を取り上げ、第二部は夏をテーマに揃えたポピュラー音楽がずらりと並びました。

第一部のプログラムには市川西高吹奏楽部時代に出会った作曲家の曲もあり、練習の中で聴こえてくるメロディを聴くと「あぁ、この響き懐かしいな」と思うこともしばしば。

千葉県に生まれ、青春時代を市川市で過ごした僕にとって、今回の市川ウインドオーケストラとの共演は特別な機会になりました。

練習の様子を振り返る

市川ウインドーケストラでは練習の様子を楽団のブログで発信していました。

僕の指導風景や練習の様子が書かれていくので毎回の更新が楽しみでした。

市川ウインドの活動の様子は楽団のブログでチェックできるのでぜひ覗いてみてください。

これは5月の記事。

ちょうど練習がはじまった頃ですね。

練習はJR総武線 市川駅近くにある公民館。

まだ長袖ですね。

この風景、覚えてます。

パートごとの写真、この時期から撮っていたんですね!

演奏会が近づくと打楽器をフルセットで入れた大合奏をやったりもしました。

打楽器の手配や運搬、ありがとうございました。

さぁ、いよいよ演奏会!

7月に打楽器を入れた大合奏を2回行い8月の最後の練習は司会も入れた通し練習。

最後はみんなで写真を撮りました。

とっても良い写真が撮れたなと嬉しくなりました。

指揮者も到着し、リハーサル開始!

当日は午後からリハーサルで夕方に開演だったのですが、指揮者は午前中に神奈川県で別の仕事があり終わり次第すぐに市川に向かうスケジュールでした。

渋滞ありませんように、混みませんようにとドキドキしながら向かいます。

無事に着き、リハーサルスタート。

ホールでの響きやセッティング、座る位置など音を聴きながら調整していきます。

市川ウインドオーケストラ第5回定期演奏会、開演!

ゲネプロを終え、ちょっと休憩からの燕尾服に袖を通していざ開演。

長引くコロナ禍、この瞬間を迎えられてよかった!

たくさんのお客様の待つ舞台へと向かい演奏会の開演です。

吹奏楽オリジナル作品を取り上げた第一部は、華やかなマーチが演奏会の幕開けを飾り、ゆったりと流れる音楽と暖かい吹奏楽の響きがホールを包み最後は『ガリバー旅行記』の物語の世界へ。

第二部は市川ウインド納涼祭をテーマに夏祭りを思わせる音楽をたくさん用意しました。

各パートのソロ、吹奏楽とピアノのコラボ、そしてメンバーも大好きなメドレーにお祭り騒ぎの楽しいサンバと続きたくさんの拍手の中アンコールをお届けして終演。

楽しい時間はあっという間でした。

演奏会への思いを乗せて

市川ウインドオーケストラが前回の演奏会を開催したのは2019年だったようです。

今回の演奏会を開催する過程にはたくさんのご苦労があったと思いますが、数々の出来事を乗り越え迎えた演奏会当日。

ロビーにはメンバーからお客様へのメッセージが綴られていました。

感動しますね、胸が熱くなります。

演奏会を終えて

春にご縁をいただいて練習がはじまったと思えばあっという間に演奏会でした。

毎回、練習に行くのが楽しみで最後は終わっちゃうの寂しいなと思いながら指揮をしていました。

僕は4月から東京音楽大学の指揮研修生として指揮を学び、7月末で終了だったので8月の頭に開催された市川ウインドの演奏会は指揮研修生としての学びの集大成でもありました。

演奏会は市川市内で活動する吹奏楽部の生徒たち、東京都内で指導している吹奏楽部員も聴きに来てくれたり、いつもレッスンを通し、言葉で音楽を伝えている自分が実際に指揮台に立ち音楽をしている姿を見せられてよかったなと思いました。

終演後、生徒たちからも楽しかったという声をもらい少しばかり市川の音楽文化発展に貢献できたら嬉しいなと感じた終演後のロビーでした。

おわりに

市川ウインドオーケストラ第5回定期演奏会にご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

プロフィールに書いていた通り、市川西高校の吹奏楽部で吹奏楽と出会い、本八幡や市川で青春時代を過ごした僕にとって市川ウインドオーケストラとの共演は光栄なものでした。

去年から市川市内の吹奏楽部の指導する機会が増え、今年は市川ウインドオーケストラの皆さんとご一緒する機会があり、こうして少しずつまた地元で音楽ができることを嬉しく思います。

市川ウインドオーケストラの皆さん、そして演奏会にご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

これからのご活躍、応援しています!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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