日記

祝!設立10周年『市川ウインドオーケストラ』第7回演奏会ご来場ありがとうございました!

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、アマチュア楽団の指揮・指導にあたったり、茨城県にある取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

SNSやブログではフリーランスの音楽家のキャリアの作り方、また活動の幅の広げ方などの発信しています。

さて、今日は活動報告です。

8月4日(土曜日)市川ウインドオーケストラ第7回定期演奏会が市川市文化会館の大ホールで開催されました。

ご来場いただた皆さま、ありがとうございました!

市川ウインドオーケストラは今年で設立10周年

市川ウインドーケストラは千葉県市川市を拠点に活動している吹奏楽団で、なんと今年で設立10周年を迎えます(おめでとうございます!)

アマチュア楽団というのは普段は社会のさまざまな分野で仕事をされたり、また学生をしている人たちが集まって活動している団体で、楽団の運営も全てメンバー一人一人の手によって行われています。

オーケストラや吹奏楽団を運営するということは演奏会を企画するだけでなく、練習場所を手配にはじまり楽譜の準備、楽器運搬、指揮者と練習内容の打ち合わせ、また会計や広報活動などなど一つの会社をやっているのかのような役割があります。

上にも書いたように普段は社会のさまざまな分野で仕事をしている方々が一つの楽団を運営する、そしてそれが10年続くというのは本当にすごいことだと思います。

そんな設立10周年を記念する演奏会の指揮を任せていただきました。

ありがとうございました。

市川ウインドの皆さんとは4回目の共演

市川ウインドオーケストラは2022年の定期演奏会ではじめてご一緒し、今回で4回目の共演でした。

これまで小ホールなどで演奏会を行っていましたが、来場者数もどんどん増え、会場が満席になったりする中、今回は大ホールでの演奏会でした。

楽団の人数も増え、サウンドもより華やかになった市川ウインド。

これまでだと演奏会の第一部のメインに演奏するような曲がオープニングを飾ったり、今回は取り上げたプログラムは過去イチのボリュームでした。

 

市川ウインドをいえばウェルカムボード

市川ウインドの演奏会といえば、会場のロビーにあるウェルカムボードが見どころ。

メンバー一人一人が会場に来てくれたお客様にメッセージを書いていきます。

入り口から楽しめるっていいですよね。

今回は第一部の最後に演奏した『星の王子さま(作曲:樽屋雅徳)』をイメージしました。

また、ホールの舞台組をする様子が投稿されていました。

演奏会の裏側をちょっと覗いてみましょう。

第一部は吹奏楽作品を第二部はポピュラー音楽をお届け!

市川ウインドの演奏会は第一部に吹奏楽作品、第二部はさまざまなジャンルの音楽をお届けします。

吹奏楽界の巨匠・A.リードの名曲『春の猟犬』がコンサートの幕開けを飾り、続いては日本とも親交のある作曲家P.スパークが東日本大震災の被害に心を痛め「日出づる国」へ励ましの曲として作った作品『陽はまた昇る』そして、第一部のメインはサン=テグジュペリ作の同名の童話「星の王子さま」を基に作曲された、可愛らしくもドラマチックな『星の王子さま』

日本人作曲家・樽屋雅徳さんの作品です。

第二部は古今東西の音楽たちをテーマに、さまざまなジャンルの音楽をお楽しみいただきました。

演奏会のラストを飾ったのは交響組曲『ハリーポッター(賢者の石)』

本番、ちゃっかりハリーポッターの杖を仕込んでおき、指揮棒を杖に持ち替えて指揮しました。

たくさんのご来場ありがとうございました!

市川ウインドオーケストラ第7回定期演奏会、たくさんのお客さまと楽しい時間を過ごすことができました。そして、祝電をいただいた楽団の皆さま、応援に駆けつけてくださった方々ありがとうございました。

昨年から指揮者を務めている江戸川ママブラス・マリン♪のメンバー。

ありがとうございました!

演奏会後は打ち上げへ。

チーム全員でチャレンジプログラムを完走した後の乾杯は最高でした。

おわりに

改めて、市川ウインドオーケストラ設立10周年おめでとうございます!

こうした記念の演奏会にご一緒することができ嬉しく思いました。

そして、確実に進化している市川ウインドの皆さんとまたご一緒できることが楽しみです。

また演奏会の中でマイクを手にし、お客さまへの挨拶でもお話をしたように、千葉県市川市は部活動から社会人楽団まで意欲的に活動している団体がたくさんあります。

そんな市川市の音楽文化がより発展していくこと、またその一役を音楽大好きなみんなで担えたら嬉しく思います。

市川ウインドオーケストラ第7回演奏会、ありがとうございました!

 

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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