いつもヒントは日常の中のふとした疑問の中にあると思っています。
そんな中で一昨日感じた疑問。
そういえば教則本って読むことはあるけど聴く機会ってないなと思いました。
そのとき感じたことをまとめると、今は本を聴くというサービスがあり、声を専門としてない僕たちアマチュアでも音声配信を楽しんだり、ラジオをきっかけにいろいろな人と交流ができる。
そして、実際に本を聴くということでよりその本の内容を理解できるという実体験がある。
だったら、教則本だって聴く機会があったも良くない?と思ったので早速はじめてみました。
自分で書いた教則本を自分目線で喋る
今年の夏にインターネット上に全ページ公開した「明日のためのレッスンノート」というコントラバスの教則本は、現在約1.000人近くの人がダウンロードしてくれ今は毎週レッスンノートをブログで解説しています。
解説とは別に自分で書いた自分の教則本を喋るということで、より書かれている内容を理解するとこができるという実体験を自分の言葉で自分の発信を見てくれている人に伝えてみたい。
そして、同じコントラバス奏者のYouTubeチャンネルや演奏動画を紹介していくことでいろいろな演奏家の音楽に触れることができる、また僕の教則本はコントラバスという楽器が持つ魅力、その世界の玄関口を広く開けるものなので、次のステップに進むために僕が実際に使ってきた教則本を紹介することで、少しばかり音楽業界の経済を回し、本当におすすめできる教則本を紹介できる。
これで、僕が良くレッスンで伝えるいろいろな情報に触れることの大切さにも結びつけることができると感じました。
文章では伝えることのできない、「実はこれはこういった狙いがあって」みたいなことも生きた言葉だからこそ伝えられることもあるかもしれません。
YouTubeで音声配信をする理由
YouTubeは動画共有サービスなので画面に映る映像と音声を見て楽しみ、目は映像を追うとします。
そして、サムネイル画像は動画に興味を持ってもらうための第一歩。
こうした動画共有サービスで音声に特化してみたらどうなるだろう?
ながら聴きができる
◯◯しながら動画を見るときは声に意識がいくと思います。だとしたらYouTubeは音声だけでも楽しめるし、勉強しながら仕事しながら、運転しながら音声を楽しむことは十分にできる。
動画ではなく静止画なので、自分の宣伝ができる
YouTubeは音だけではアップできないので何か画像を貼る必要があります。
ここがポイント
なので、自分の活動内容を貼って視聴者に自分が何者なのかを伝えることもできます。
例えば10分の音声配信の間、映像はないので画面に何を映すかは自由。
いわゆる動画の再生中にいきなりCMに切り替わるのではなく常に動かないCMを貼れるということ。これ、結構魅力的だと思うんですよね。
またレッスンという観点から話をすると、映像ではなく音声に特化することで聴くことに集中できる。ながら聴きをしていても、自分が気になる言葉は自然と耳に入ってくるもので、聴くことで頭の中で想像する、理想は弾いている姿をイメージすることで問題に対する答えではなくヒントを伝えることができる。
たくさんの奏法があり多くの正解があるこの世界で答えを伝えるよりも、ヒントを伝えることで聴く側に考える余白が生まれ結果的に自分で考えて答えを導き出すことになるのでプラスになる。
そして、僕がレッスンで伝える
頭が先、テクニックは後(頭で動作を描く、想像できたら動きは後からついてくる)
ということに繋がる。
だけど音声配信にも限界はあるので、この先は生きた言葉と音を交わすレッスンで伝えたら良し。
早速はじめてみました
そう思いついたらまずはスタート。
ここで、サムネイル画像はメインの画像はと考えだすといつまでたっても進まないので、こういうときは見切り発車で出発進行。
腰が重いときは、E.シュトラウスのポルカ「テープは切られた」を聴いてください。
先日、早速動画を上げてみましたが上げてみた方が改善点がいろいろ見つかります。
BGMがないと少し時間の流れがゆっくり感じますが、何かあった方が心地よく聴ける感じも。
これだけ長いとやっぱりBGMがあった方が良いかもしれない。
どんなBGMが良いかな?とこういう点は実際にアップして聞き返してみないとわかならいところ。
やっぱり、コントラバスの音はあった方がいい。
こうしてアップをしていきながら何がベストなのかを試行錯誤していきます。
おわりに
今、少しずつ音楽家が音声配信を始めていますが今後、音声配信の流れはやってくると思っています。特に動画は画面の向こうにいる人を視聴するけど、音声配信は姿が見えないので隣にいるような親近感を感じます。
この辺りをもう少し深く考えていけば、もっと音声配信の魅力に気がつけるのかなと思いました。
まずは、レッスンノート全記事を配信するところからはじめてみます。
それでは、また!