先日、伊勢原市民文化会館で神奈川県立伊志田高等学校吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行ってきました。
2020年に伊勢原へ移住し拠点を増やしたものの、コロナ禍もあってなかなかこっちで演奏会に足を運ぶ機会がなかったので、この日をとても楽しみにしていました。
と言いつつも、当日は都内での予定が伸びてしまい演奏会自体に間に合うかどうかという状況でしたが、いつものごとく最後まで諦めないを貫き東名高速を駆け抜け伊勢原市文化会館に到着しました。
ホールに到着したとき既に演奏会自体は終了し、ちょうどアンコールの演奏前でした。
ほら、間に合った!
間に合ったと言えるかどうかは置いておき、やっぱり最後まで諦めなければ良いことがあるんですね。
そう、この響き!
ホールについて扉を開けて会場に足を踏み入れたところでアンコールがはじまるというナイスタイミング。
客席で演奏を聴くの自体が久しぶりで、ホールが吹奏楽の響きで包まれ「あぁ、これだよな」って感じる瞬間がとっても心地よかったです。
ホールがあって、客席にお客さんがいて、指揮者がタクトを下ろした瞬間に迫力あるサウンドが生まれ、演奏が終わると会場が拍手に包まれる。
本当に久しぶりに客席からそうした時間を体感し、定期演奏会開催されて良かった!という思いで拍手を送らせていただきました。
パンフレットを手に取って
受付で手に取ったパンフレットを開くと演奏会のプログラムが書かれており、前半は吹奏楽ステージ、後半はオリジナルステージの2部構成での演奏会。
吹奏楽オリジナル作品から日本のJ-POPまで幅広い選曲で、後半のステージは劇やミュージカルのような舞台だったのでしょうか、高校吹奏楽部の演奏会はこの各校オリジナルのステージも楽しみの一つです。
パンフレットの最後には令和3年度の活動記録が綴られていました。
コロナ禍での活動は本当に大変だった思いますが、吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストをはじめ近隣の学校との合同練習やフェスティバルへの参加など精力的な活動をしている様子が見えました。
おわりに
伊志田高校吹奏楽部の演奏は以前から聴いてみたいと思っていたので、定期演奏会を聴きに行くことができて良かったです。
伊志田高校をはじめ伊勢原、平塚、そして小田原方面へと続くこの地区を吹奏楽の世界では西湘地区と呼ぶのですが、この西湘地区は自分が吹奏楽指導者としてのキャリアを歩みはじめた原点でとても思い入れあのある地区でもあります。
せっかく伊勢原に移住してきたので、また西湘地区の学校の演奏もどんどん聴きに行きたいと思います。