コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。
クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、さまざまなコンセプトを掲げて活動している各地のアマチュアオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで、指揮者というポジションから地域の音楽文化発展に力を入れています。
SNSやブログではフリーランスの音楽家のキャリアの作り方、また活動の幅の広げ方などの発信し、noteではもう少し踏み込んだキャリアの話などを書いたりしています。
この記事は、つくる、つながる、とどける。と、クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができるメディアプラットフォームnoteの投稿企画で書いた記事です。
投稿企画のテーマは買ってよかったもの。
ここで真っ先に思い浮かぶのは車でした。
買ってよかったものは車
僕はフリーランスで音楽活動をしています。
主な活動は記事の頭に書いている自己紹介の通りで、活動範囲は一都四県とたまに遠方の地域です。
そして、演奏している楽器がコントラバスという大きな楽器なので移動手段が電車だけだと活動の範囲が限られてきてしまいます。
となると、やっぱり移動手段に車が欲しくなるわけです。
でも、車を持つと色々な問題も出てきますよね。
・車の購入費用
・維持費
はじめて車を買ったのは27歳のとき、まだ音楽を仕事にしつつもアルバイト掛け持ち生活をしていたので、周りからは「維持できるの?」という声が多数届きました。
確かに身の丈にあった考え方をしてたら車はまだ早い。
でも、先行投資をすることで移動手段が広がるわけだし自分の活動の幅を広げられる可能性だったある。
そして当時の彼女(今の妻)の一声もあって、背伸びして車を買いました。
車を買ったら今まで行けなかった場所、移動手段が電車だけだと時間の関係で受けるのが難しかった仕事が引き受けられるようになり収入もアップ。
2014年の夏に購入し2021年の春までの7年間、大きなトラブルが起きることもなく走り続けてくれました。
コロナ禍で買い替えた車
車を買い替えたのは2021年の春。
走行距離18万キロを突破しても順調に走っていましたが、夜中に車の以上を知らせる警告灯が点灯し、翌日ディーラーへ持ち込んだらミッションの故障で高額修理になることが告げられました。
と同時に、車の寿命であることもわかりました。
これだけ走ってくれたら十分だと思ったと同時に、買い替えを決めました。
といっても、時はコロナ禍。
音楽家の多くは仕事を失い、自分も政府からの給付金と貯金と今ある仕事で食い繋いでいるような状態。
そんな中、車の買い替えは経済的にも精神的にも大ダメージでしたが仕事にも必要だし、まずは安くてとりあえず走れる車でいいから買おうと中古車販売店を見て回っていると、やっぱり7年前に憧れてたけど手が出せなかった車とかが程度の良い価格に落ちてきたりしているんですよね。
で、結局買ったのは当時憧れてた車でした。
でも、この当時憧れていた車に乗るっていうのは仕事のモチベーションをグンと上げてくれるんですね。
完全に自己満の世界ですが、過去の自分が憧れていた車に未来の自分が乗ってるってなんかかっこよくないですか?
おかげで、仕事に行くまでの時間がとっても楽しくなりました。
3度目の買い替えを検討
そして2025年、ちょうど春に車検を迎えるのでこのまま車検を通すか買い換えるかの検討時期になりました。
次はどんな車にしようかな?と考えている時間がとても楽しいです。
と、ここまでずっと自分の車の話をしていたので、最後にフリーランスの音楽家が車を買うタイミングを僕なりに買いてみようと思います。
フリーランスの音楽家が車を買うタイミング
フリーランスで仕事をしていると、決まった職場に毎日出勤するという働き方ではなく、毎日いろいろな現場に足を運ぶことになるので移動手段の選択肢が多ければ、活動の範囲も一日で組めるスケジュールも変わってきます。
そこで、活動の幅を大きく広げてくれるのが車ですが僕が思う車を買うタイミングは今以上に広い範囲で活動していきたいと思ったときです。
活動の幅が広がってから買うのではなく、買って広げていくという感じ。
そこには高額な出費、年間を通してかかる費用に対する心配、不安もつきものですがここに関しては知識を入れることで多くが解決します。
逆に、あまり調べず思い込みや憶測で判断してると確実に損します。
はじめは判断基準が価格となるけれど、最後は人ってところも車を買うときの楽しさです。
やっぱり信頼できる担当者さんにお願いしたいですよね。
この辺りは音楽の仕事と同じだし、車を探す中でいろいろな営業を受けることになるので、実は仕事に活かせるようなヒントや反面教師になるような体験もできたりします。
今年はたくさんの場所で演奏したい、レッスンしたいと思う人。
ぜひ、車を検討してみてはいかがでしょうか。