日記

有料noteは一歩踏み込んだ話への入場券

昨今のSNSのタイムラインを眺めていると、一昔前の匿名掲示板のような雰囲気を感じます。

もちろん表現は自由だと思うなので、自己責任のもとそれぞれの思いを発信するのは基本的に問題ないと思いますが、特にここ最近は殺伐とした雰囲気に異様さを感じています。

今のSNSに思うこと

僕が身を置く音楽の世界でも、たびたび誰かの発信が発端となり議論が繰り広げられています。そうした投稿を見る機会が増えると、タイムラインには似たような投稿が表示されるようになるので発端となった発信に対しての賛否や個々の感想、価値観を多方面から見る面白さがあります。

その反面、SNSはこれまで分断されていた世界を壁を取り払ったことでさまざまな価値観が目につくようになり、劣等感や不満を抱きやすくなってしまうという面もあるので、向き合い方を考えるなど感情のコントロールができないと、時として他者や自分自身を傷つけてしまう凶器にもなります。

ここ最近、思いにX(Twitter)のタイムラインで発端に起きた議論を眺めていると、自分の発信が思ってもいない方向に捉えられることに対するめんどくささを強く感じ、そろそろ入り口の設計が必要かなと感じました。

ということで、今後は有料noteに力を入れていくことにします。

noteのコンセプトでもある『つくる、つながる、とどける』っていうのが好きで、自分が本気で作ったものを届けたい人に向けて発信し、記事で繋がる、そのためのチケットみたいなものはあっても良いんじゃないか。

たまに入り口で入場料を設けることで、より届けたい人にだけ届けたい言葉が届くといいなと思います。

フリーランス音楽家サバイバル論

それほどでもない成績で音楽大学を卒業し、フリーランスの音楽家として活動している僕が【音楽一本で食べていけるようになって結婚して家庭を持つ】と言う目標を達成するまでに実践してきたことを書いています。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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