コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。
コントラバス奏者としての活動を軸に、全国各地の吹奏楽部やオーケストラ部でコントラバスを教えたり、大学のサークルやアマチュアオーケストラの弦楽器のトレーナーをしたり、さまざまなコンセプトを掲げて活動しているオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで指揮者というポジションから各地の音楽文化発展に努めています。
さて、ブログで楽典や音楽理論の話をわかりやすく解説していくということではじまった楽典講座。
全6回にわたって音程についての解説を書いてきました。
次のテーマに進む、でもその前に!
音程に関するテスト問題を作りました。
問題を解いて、理解を深め、新しいテーマへと進んでいきましょう。
テストはpdfファイルでダウンロードできるようになっており、答えはこの記事の中にあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
楽典講座を通して知ったことが、日々の音楽活動のプラスになったら嬉しいです。
それでは、井口先生の「宇宙一わかりやすい!」 楽典講座スタートです!
テスト:音程について
音名についての問題を5つ用意しました。
カッコの中に当てはまる言葉、または音程、音符を書いてみてください。
広げよう!より豊かな音楽表現をするために_知っておきたい楽典の知識回答はこちら
- 問題1
4度、7度、5度、6度、8度、6度、2度
問題2
完全系(ルート)の音程:1度、4度、5度、8度
長・短(ルート)の音程:2度、3度、6度、7度
- 問題3
完全5度、完全8度、減5度
長3度、長6度、短3度
- 問題4
Cis(ド♯)、As(ラ♭)、Eis(ミ♯)、Ais(ラ♯)、G(ソ)
- 問題5
×(完全4度)、×(長3度)
音程を学び終えて
さて、テストはいかがだったでしょうか?
全6回にわたり解説してきた音程の関係性を覚えることができたら、楽譜に書かれたさまざまな音程を読み解くことができます。
小さなできたの積み重ね、知識の積み重ねがより充実した音楽活動へと繋がっていくと思うので、また一緒に勉強していきましょう。
次回、井口先生の「宇宙一わかりやすい!」楽典講座は、音階というテーマに入っていきます。
音階とは音の階段で全部で8つの音が並べられて成り立っています。
スケールとも呼ばれ、明るい響きがする音階と暗い響きがする音階があります。
いったい、どのような違いがあるのでしょうか?
この辺りを一緒に考えていきたいと思います。
それでは、また次回の楽典講座でお会いしましょう!