活動記録

吹奏楽コンクールに向けたレッスンで取り組むこと。

おはようございます。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者の井口信之輔です。

まずはお知らせ!

井口コントラバス教室のオンラインショップがリニューアルしました。

また、部活動でコントラバスを弾く中高生限定のオンラインレッスン『中高生応援プラン』を準備しています。学校でした楽器が弾けない、スマホが持ち込めない中学生に向けてメールでのやりとりに特化したオンラインレッスン。

こちらは現役の中高生の声も聞きたいので興味ある方「◯◯があったら嬉しい!」という声を送ってください。

詳しくはコチラ


そして!指揮者を務める『よこはま月曜吹奏楽団』が秋の演奏会に向けて期間限定メンバーを募集しています。

https://twitter.com/045monday_wo/status/1419967409998352386

入団という形を取らず、指定された練習日に参加していただき一緒に演奏会を迎えます。

詳しくは、楽団ホームページまたは公式Twitterをご覧ください。

楽団のホームページはコチラ

吹奏楽コンクールのレッスンで力を入れていること

さて、今日の本題はこちら。

連日、吹奏楽コンクールに向けたレッスンが続きますがその中で大切にしていることがあります。

それは、コンクールのためのレッスンにはしないこと。

課題曲や自由曲に特化し、それらを弾けるようにするだけにしないことです。

各曲に特化し、弓の使い方や弦の押さえ方を伝えれば、確かに音を出すことはできます。

だけど、コントラバスという楽器の基本的な弾き方、吹奏楽という編成の中で役割を果たすための楽器の鳴らし方、色々な曲に対応できる基礎力というのを忘れてはいけません。

コンクールが終わった後、レッスンを受ける機会が少なくなっても色々な曲に対応できるよう、レッスンでは基礎基本を徹底し指導をしています。

部活動でより楽しくコントラバスを弾くために

吹奏楽部に限らず、音楽系部活動でより楽しくコントラバスを弾くために知っておきたいのは

  • 右手の知識と基礎
  • 弦を押さえる左手の形の知識
  • 上の二つを理解した上での音階とポジション練習

この三つです。

過去にソロコンテストでの入賞、音楽科に合格した生徒たちもここを徹底しました。

ここを押さえておくとがとても大切です。

先日は、ホール練習で自由曲の中で足りないパートを補う形でコントラバスの音を加えるという試みをやりました。

春から基礎基本を徹底してきた子だからこそ、その安定した音でバンドを包み込んでくれました。

コントラバスが一本入るとこれだけ音が変わるんだってことを体験してもらえたら嬉しいです。

おわりに

吹奏楽部のレッスン、まだまだ続きます。

今は最後の調整に入っていますが、コンクールが終わり世代交代した後もに繋がるような指導をしていきたいです。

それでは、また。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

-活動記録