先日、律ゾリステンの定期演奏会に出演してきました。
律ゾリステンは弦楽合奏団として活動している、早稲田大学公認インカレサークル。
コロナの影響もあって、演奏会は2年ぶりの開催とのこと。
僕も弦楽合奏が好きなので、依頼をいただいてからとても楽しみにしていました。
弦楽合奏って楽しい
弦楽合奏の楽しさを知ったのは昭和音楽大学に合奏研究員として務めていた頃。
チャイコフスキーやモーツァルトの名曲に触れ、指揮者を置かないスタイルでのアンサンブルを学びましたが、初めて聞くような名前の作曲家の作品を演奏することも多かった弦楽合奏。
この、まだ知らない作品に出会えるというのが弦楽合奏の楽しみの一つで、今回もまた自分が知らなかった作品に出会うことができました。
車!?じゃなくて作曲家のフェラーリ
今回の演奏会で、フェラーリという名前の作曲家の弦楽のためのセレナーデ ホ長調 という作品を演奏しました。
この方、知ってましたか?
僕は知りませんでした。
調べてみると『マドンナの宝石』という作品が有名(これは知ってた)
1876年から1948年を生きたイタリアの作曲家です。
4楽章の冒頭で提示されたテーマが展開していき、活気に溢れたシンコペーションで下行していく低音に燃えました。
いろんな作品に出会える楽しみ
弦楽合奏はいろんな作品に出会えるのが楽しみの一つと書きました。
僕の勉強不足もありますが、ほんとに知らない作品がたくさんあるので作品の知識+演奏経験で弦楽合奏の作品を知ることができるのが嬉しいです。
また、演奏会で取り上げる作品を提案するときも実際に演奏した経験は役に立ちます。
演奏会にはいろんなドラマがあると思った日
演奏会の中で、幹事長という役職を務めている方が舞台でお話しする機会がありました。
舞台裏に聞こえてくるメッセージを聞いていると、きっと今日に至るまでいろんなドラマがあったんだろうなと感じました。
楽団SNSが演奏会までの日数をカウントダウンしてるの好きでした。
こういうのいいですよね。
https://twitter.com/ritz_solisten/status/1474001647852716037
そして、演奏会当日。
僕も写真にお邪魔させていただきました。
https://twitter.com/ritz_solisten/status/1474375619454857216
演奏会から数日経ちましたが、改めて素晴らしい演奏会だったと思います。
弦楽合奏っていいですね。
律ゾリステンのみなさま、お世話になりました。
ありがとうございました!