僕がライターをしているクラシック音楽コラムライブラリー『COSMUSICA』にて、かつて吹奏楽コンクールで演奏されてきた、今なお色褪せない名曲たちを紹介したコラムが公開されました。
吹奏楽コンクールの選曲って流行りがありますよね。
僕が高校生の頃は、よくオーケストラの編曲作品を演奏している団体が多くいた印象があります。
今は、吹奏楽オリジナル作品を、中でも近年新しく発表された新作が演奏される傾向にあるなと感じています。
まだ聞いたことのない作品に出会える楽しみ
まだ、吹奏楽を知らなかった頃は新作や初演の演奏の場にお客さんとして立ち会えるなんてことがなかったので、はじめて吹奏楽の演奏会に足を運んで新作の初演の場にいたときは、とても新鮮な気持ちでした。
「ずーっと昔の時代、オーケストラの曲もこうやって初演されてたのかな」
演奏会場に足を運べば、まだ出会ったことのない新しい作品が聴ける。
そして、作曲家本人にも演奏会場で会えてしまうことも!
これ、僕が吹奏楽が好きな理由の一つになりました。
吹奏楽の歴史を築き上げてきた作品も聴いてみようぜ!
オーケストラ作品が流行る、新しく書かれた吹奏楽オリジナル作品が流行る。
こうした流行りは全然あっていいんです。
むしろ、今日本の吹奏楽界を代表する作曲家の方々、そして若い世代の作曲家の作品がどんどん演奏されていけばいいと思うし、その方が吹奏楽の世界が盛り上がると思うんです。
演奏者が作曲家に直接指導を受けられたり、音楽を生み出す側と演奏する側の距離が近いのも吹奏楽の魅力の一つですよね。
でもさ、せっかく吹奏楽やってるし、これまで吹奏楽の歴史を築き上げてきた作曲家たちの作品も聴いてみようぜ!って思っていたので名曲紹介コラムを執筆しました。
最近は、あまり演奏会で聴く機会がない曲が多いかもしれません。
だからこそ、ぜひ聴いておきたい作品を僕好みで集めました。
今もなお色あせない名曲の数々を聴いてみよう!
リードにバーンズ、チャンスにスウェアリンジェンなどなど!
名前を聞いただけでテンション爆アゲな作曲家が並びます。
今この記事を読んでいる、あなたの学校の顧問の先生、そして外部講師の先生が吹奏楽部時代に吹奏楽コンクールや演奏会を盛り上げてきた曲、そして楽器を手にしてはじめて演奏した曲の作曲家の名前があるかもしれませんね。
聴いたことのある、また演奏したことのある曲はいくつありましたか?
どれも超名曲なので、ぜひ一度聴いてみてください!