日記

SNS発信の今と昔。音大を出たばかりの自分が「発信なんてして良いのか?」と思ったら勇気を出してどんどん発信してみよう。

こんにちは。コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、アマチュア楽団の指揮・指導にあたったり、茨城県にある取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

また、SNSでは日々の活動や音楽家のキャリア展開の仕方などを発信しています。

さて!今日は最近X(Twitter)でつぶやいたことの中から反響のあった投稿について、もう少し深掘りをしていこうと思います。

僕のX(Twitter)の使い方は、思ったことをそのまま投稿し世間はどう思うのかって反応を見ているという一面があるので、最近の投稿からブログのお題を見つけてみます。

SNSで発信とかやってみたいけど、自分が発信して良いのかな?

思うこと、ありますよね。

皆さんはありましたか?

僕はありました。

今ではこうやってブログを書いていますが、ブログをはじめる前は「自分が発信なんてして良いのか」とか「発信したら周りから何か言われるんじゃないか」とか思っていました。

新しいことをやるって勇気がいるよね

今まで自分がやってこなかったこと、つまり新しいことをやるって結構勇気がいるんですよね。

しかも、ジャンルが違うというか過去の自分がしてきたレールから外れたとこをやるときに、一歩ためらってしまうことって多いなあともいます。

例えば音楽を学んでいく中で、古典派の音楽をもっと勉強したい!とその分野を深く学ぶとか、その道のスペシャリストに習いにいくような新しいことってチャレンジしやすいのですが、ここで音楽とは一見あまり関係なさそうなSNSを頑張るとか、ブログを開設するというなるとちょっと勇気がいる。

でも、その勇気っていうのは新しい世界への入場券みたいなものなので、ここはどっしり構えて「せーのっ!」で突破してしまえば良いと思います。

発信のハードルは下がってる

これはコロナ禍が一気に加速させましたが、ここ数年で発信者ってすごい増えた印象があります。

とくに、自分自身の活動日記ではなく楽器や専門分野のスキル、ノウハウを発信するような人が増えて、情報を追いきれないほどになりました。

これはバズりやすい、数字が伸びやすいという点もあるかと思いますが吹奏楽コンクールの時期になうと課題曲を演奏動画をはじめ、パートごとに演奏した動画、ワンポイントアドバイス、楽曲分析、多重録音で演奏してみたなど、とにかくコロナ前では考えられない情報量になりました。

となると、多くの人が発信してるので発信のハードルめちゃくちゃ下がったなと思います。

ここが変わった昔と今の音楽家とSNS発信

昔っていうほどでもないかもしれませんが、2017年あたりからSNSを活動していると大きく変わったと感じることがいくつかあります。

平成の音楽家とSNS

昔というほどでもないかなと思ったらどんな言葉良いか迷ったので、平成としました。

僕がSNSでの発信に力を入れはじめたのが2017年あたり。

もう少し前だったかな2015年くらいには自分でホームページを作っていたのでその辺りから話をすると、やっぱり発信者って圧倒的に少なかったんですね。

なので、多くの人の目に留まるし、それなりにいろんな声が届くのが当時のSNS界隈でした。

  • 発信者が少ないから自分の発信が遠くまで届く
  • 発信する文化が育ってないので否定的な人が多かった
令和の音楽家とSNS

コロナ禍もあって、発信する人は一気に増えました。

また発信媒体もどんどん増えていき、小さい頃からインターネットに触れてきた世代が大学生、そして大人になってきたのが今の世の中だとしましょう。

2017年くらいからSNSをやっていると、今のSNS界隈はこんな感じで見ています

  • 発信者が増えて発信のハードルが下がった
  • 情報量、似たような内容が多すぎて追いきれない、届きにくい

だけど、今こそ市場をしっかり調査してSNSマーケティングなどの手法を使えば、しっかり届きたいそうに届けられるのではないかと思います。

頑張って作った動画が伸びない、ブログが読まれない、そんなことは日常茶飯事です。

なので、批判を恐れてしまいそうなときは案外誰も見てないと思って良いと思います。

SNSが世界の全てではないので、ここは心配不要かと思います。

何をやっても批判する人はいる

多くの人が一歩踏みとどまってしまうのがここだと思いますが、何をやっても一定数は否定的な人っているので、ここはそういうものだと思った方が良いと思います。

僕も匿名掲示板にいろいろ悪口を書かれていたことがありました。

ところで、2:6:2の法則って知っていますか?

これはイタリアの経済学者ヴィルフレート・パレートが1897年に提唱したパレートの法則から派生したものだと言われていますが、難しいことは置いておき簡単に説明すると、どんな組織でも「上位層2割:中間層6割:下位層2割」に分かれるという法則です。

それを人間関係に転用すると

  • 自分のことを応援してくれる層が2割
  • なんとも思ってない、たまに興味を持ってくれるようなそうが6割
  • 自分に対して批判的な人が2割

みたいな感じになります。

結局、何やっても全員から好かれること、「いいね!」と思ってもらえることって難しいと思うので、だとしたら自分に好意的ではない2割を気にするより、自分らしさを大切にした方が良くない?

ってところです。

おわりに

今回は最近X(Twitter)でつぶやいたことの中から反響のあった投稿について、もう少し深掘りをして考えてみました。

誰の人生生きてるの?って問われたら、誰かの人生じゃなくて自分の人生生きてますよね。

結局、やったもん勝ちなんですよ。

そして、続けること。

まずは難しいことを考えず、何かしら発信してみる。

そして飛行機が離陸するまでが一番エネルギー使うように、まずは発信を習慣化させて、次のステップでいろいろマーケティングとか勉強してみたら良いと思います。

ぜひ、どんどん発信してみてください。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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