日記

大好きな夏にサヨナラを。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

コントラバスを弾いたり教えたり、高校音楽科の講師をしながら千葉と神奈川の二拠点生活を送っています。

さて、今日は8月31日ということで今年も夏の終わりがやってきました。

僕は夏が大好きで、夏が来るのが楽しみで、夏が終わるのがとっても寂しい気持ちに包まれます。

大好きな夏をメチャクチャに楽しんで夏の終わりになんとも言えない寂しさに包まれて、秋風の訪れとともに秋を受け入れて夏にサヨナラするのが一夏のルーティーン。

仕事に捧げた夏

最近あまり行けていませんが、いつも夏は海にプール、バーベキューのディズニーや遊園地と遊び尽くしていました。

今年は、遊びに行く時間もなく忙しい日々を過ごす夏で、全ての日を仕事に捧げたような夏でした。

仕事が好きな僕にとって、これほど充実した日々はありません。

音楽に囲まれ、音楽に追われ、たくさんの音を浴びて過ごした夏。

春から一緒に音楽を作ってきた江戸川ママブラス・マリン♪のコンサート。

吹奏楽コンクールのレッスンでたくさんの中高生と過ごした時間。

本番の前日にエレキベースを弾くことになってスタジオにこもった夏。

いろんなことを語りながら車を走らせた夏の演奏旅行。

中学校のオーケストラ部に講師で来てくれた先生の指揮するオーケストラで原点に戻る夏。

良いことばかりでなく、悔しい思い、納得のいかないような思いが溢れることもありました。

本当にいろんなことがありましたが「井口さんに来て欲しいです」とか「次もお願いしたい」と言った声に背中を押され、今年も夏を全力で駆け抜けることができました。

下半期に向けて

大好きな夏にサヨナラを。

そんなタイトルで書いている今回の記事ですが、少しだけ下半期のことも書いてみます。

今年の下半期は、たぶん上半期以上、いや仕事に全てを捧げた夏以上にハードになると覚悟してます。また詳しくは明日以降に書きますが、下半期は勉強期間として今まで通り仕事をしながら、さらに大学に足を運び勉強をしていきます。

今の自分がスキルアップ、そしてキャリアアップ、そして自身が描く次のライフステージに行くために必要なことで、いつやるか?と問われたら答えは今。

下半期は身体に鞭打って頑張ってきます。

夏の終わりに寂しさを感じた日

そういえば、夏の終わりに寂しさを感じるようになったのはいつ頃だったろう。

僕は大学を卒業して何年か経った、多分2012年頃。

当時、彼女(今の奥さん)と毎年プールに行ってて、夏はサマーランドに行ってました。

まだ車を持っていなくて、電車で八王子の駅まで行きサマーランド行きのバスへ乗る。

浮き輪やクーラーボックス、レジャーシートの入った大きなカバンにお菓子にジュース。

炎天下のバス停にはサマーランドへ行く人がズラリと並びそれぞれが夏を楽しむ夏休み。

で、そんな夏を終えて秋になって八王子へと仕事に行ったとき、あれだけ人がズラリと並んでたバス停にはコントラバスを持った僕と数名の人がポツンと並んでて、僕はリハーサルでやるドヴォルザークの弦楽セレナーデを聴いてたら、そこで流れたのが第4楽章。

そのときに、楽しかった夏の思い出が一気に蘇り、ノスタルジックな気持ちになったこと。

この出来事がきっかけで、夏の終わりに寂しさを感じるようになりました。

大好きな夏にサヨナラを。

大好きな夏にサヨナラを。

今年もたくさんの思い出ができました。

噛み締めた悔しさは次へと糧に、楽かった思い出は心の中に、そしてこの夏に生まれた新たな夢や希望、そして野望にはしっかり火をつけ秋を迎えていこうと思います。

ありがとう夏!また来年。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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