日記

東京音楽大学指揮研修講座修了しました(2回目)キャリア&スキルアップを目指して大学4年間分の学びを『半期毎×長期スパン』で学ぶ大作戦。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

コントラバスを弾いたり、教えたり、部活動からアマチュアオーケストラ・吹奏楽団の指揮や指導をしたり、SNSでは日常から好きなこと、フリーランスの音楽家のキャリア形成の話などいろいろなことを発信したりしています。

今日は、自分がキャリアアップ、そしてスキルアップに向けて取り組んでいたことがひと段落したので、そのことについて書いていこうと思います。

東京音楽大学の指揮研修講座を修了しました(2回目)

昨日、東京音楽大学にて令和5年度秋学期の指揮研修講座受講修了証明書を受け取りました。

SNSではよく発信していましたが、昨年の秋から東京音楽大学の指揮研修生として指揮を学びに行っていました。

実は2022年の春にも同じく指揮研修生として学びに行ってたので、今回2回目の修了となります。

演奏活動をする他、教えることも好きでレッスンをすることにも力を入れていく中で人前に立つ機会が多くなったり、指揮をする機会が増えたことをきっかけに将来のキャリアアップとスキルアップに向けて指揮を学びにいくというのがきっかけでした。

ただ、学びに行くといっても仕事をする中で時間を作り、またお金も必要になってくるので僕の中では大学4年間分の学びを長期スパンで積み重ねていくことを目標としています。

仕事と学業の両立

指揮の研修生は学生ではなく、講座という形で受講するので単位や試験はありません。

レッスンも平日の夕方から夜にかけて開かれるので、仕事が終わってから大学へ直行し勉強するという流れになります。僕は19時からのレッスンでしたが、仕事を終えて池袋へ急ぎそこから早歩きで東京音大まで向かうというかなり詰め込んだスケジュールになりました。

それでも、毎週のレッスンで自分が指揮の技術を学ぶことが楽しく、何より社会人になって大学に通うと意欲的な人だらけなので他人のレッスンを聴講したり、また指揮科のマスタークラスにも参加してリハーサルを見学するなどとっても充実した時間でした。

レッスンは毎週あるので、勉強はめちゃくちゃ大変でした。

でも、自分の意思で学びに行っている以上、サボるとか手を抜くということはしたくなくスキマ時間の使い方が変わりました。

電車の移動中、仕事の合間など時間を見つけてはレッスンの映像を見返したり楽譜を開いたりと、とにかく毎回のレッスンで前回を自分を超えていくを目標に取り組んでいました。

合計で4年分通うのが目標

指揮研修生は今回で修了し、次回はいつ学びにいくかわかりません。

できれば早く行きたいところですが、来年度はまた仕事のスタイルが少し変わりそうなので、まずはこの半年間で学んだことを復習しそれぞれの現場にしっかりと還元していきます。

長期的には合計で大学4年間分学ぶ機会が作りたいと思っているので、来年度のスケジュールが見えてきたらまた時間を作ってお金を貯めて勉強しにいこうと考えています。

講座であることを活かし、大学に通えるときに半年ずつ通って合計4年間勉強するというスタイルは個人的に良いアイディアだと思っているので、また学びの機会を作っていきます。

大学を卒業して社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と学びを繰り返すこと、これからどんどん流行ると思っています。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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