プロのコントラバス奏者が、リハーサルに何を持ってくるかを聞いてみた。

明日のためのレッスンノート (vol.4)

こんにちは。コントラバス奏者の井口信之輔です。

どこかで悩む誰かのために、毎週更新している『明日のためのレッスンノート』

今日は、コントラバスのレッスンとはちょっと離れて、番外編をお届けします。

今朝、コーヒーを飲んでたら、ふとこんなことが思い浮かびました。

この『明日のためのレッスンノート』は、周りに教えてくれる人がいなかったり、パートに一人しかいない、部活動でコントラバスを弾いている人たちに向けて書いていますが、プロの音楽家の人たちが練習に何を持ってくるか、なんか興味ありませんか?

いつもは、レッスンをしている気持ちで書いていますが、今日はサイゼリヤでドリンクーバー頼んでお喋りしてるような気持ちで書いていますので、ゆるーい気持ちでお付き合いくださいませ。

思い立ったが吉日

今朝、プロの音楽家がリハーサルに何持ってくるかブログに書いたら面白そうと思ったので、早速今日のリハーサルで2人のコントラバス奏者にいきなり

「ねぇ!普段リハに何持ってきてる?」

と聞いてみました。

僕がブログを書いていることも知っていて、話をしたら「面白そう!」って言ってくれたので早速協力してもらいました。

ということで、休憩中に1人ずつ演奏に必要な小物が入ってるポーチやケースのポケットを見せてもらい、コントラバスを置く椅子に中身を並べてみました。

すると、こんな感じに。

リハーサルに持ってくる小物は少なめ、革製の手作り松脂ケースが可愛い

コントラバスはもちろん、エレキベースもカッコよく決めるバス弾き。

吹奏楽経験も豊富で、先日も別現場で大活躍したそう、さし!

 

このポーチの中身はいかに

  • 製本テープ(楽譜を製本するテープ)
  • ハサミ(製本テープを切ったり、あると役立つ)
  • 爪切り(爪が長いと割れちゃうときがあるから大事)
  • 鉛筆(楽譜の書き込み用、芯は濃いめ)
  • チューナー(弦楽器にはクリップ式のチューナーがおすすめ)
  • 松脂用のタオル
  • 松脂

物は少なめですね。

製本テープはいざという時に役立ちます。

鉛筆は楽譜の書き込み用の濃い鉛筆。

爪切り以外は、レッスンでもよく見かける物です。

この松ヤニケースは革製で父の手作りだそう。

また、コントラバスは、このようにホームセンターで売っているキャリーに立ててゴムひもで縛って運んでいるようです。

物は少ないですが、コントラバスをガラガラと運びながらエレキベースも背負うも強者。

この運び方、僕らの中ではごく普通ですが、はじめて見る人はビックリします。

この縛り方にもコツがあるようです。

こんなに入るの!?コントラバスの弓ケースのポケットがすごい

吹奏楽にとても理解のあるバス弾き。

指導経験も豊富で、高校生の頃は全日本吹奏楽コンクールにも出場。

小物はこの弓ケースのポケットに入ってるそうで、早速何が入っているか、見せてもらいました。

セーラームーンのファイル、懐かしいですね〜。

松脂はカールソンを愛用、この松脂は吹奏楽部の人たちにもオススメです。

やっぱり濃い鉛筆を持っていますね。

さて、何が入っているのか…

  • チューナー
  • 鉛筆
  • ミュート
  • 松脂用タオル
  • 消しゴム
  • エンドピンゴム(穴が空いたら交換する用)
  • 製本テープ
  • 印鑑ケース
  • マーカー
  • 爪切り

なんと10種類の小物が。

マジかよ、こんなに入るんだ!

ポーチは持たずに、全て弓ケースのポケットに入れて移動しているそう。

楽器が大きいから、なるべく身軽でリハーサルに行きたいですよね。

これだけの物が弓ケースにすっきりと収納。

リハーサルに必要な小物がたくさん入る。無印良品の旅行用ポーチがおすすめ!

最後は僕。

無印良品で売ってる旅行用のポーチが、椅子にも掛けることができおすすめです。

気になる中身はこんな感じ

  • 松脂用タオル
  • 製本テープ
  • メトロノーム
  • 松ヤニ(ポップス)
  • スティックのり
  • チューナー
  • 時計
  • 仕事用ペンケース(鉛筆多め)
  • キーケース

松脂タオルはブログで紹介した物。

製本テープは無地の物と花柄の可愛いタイプの2種類。

ハサミは持って無いので製本テープはパスモで切ります←知っておくと便利。

ペンケースはやっぱり楽譜の書き込み用の濃い鉛筆が多めに。

コントラバス以外にも車にいろいろ積み込む日は、キーケースも一緒に置いておくことが多い。

物はそんなに多く無いですが、この無印良品のポーチが大活躍。

こんな感じで椅子に掛けられるので便利です。

普段はこんなに中身は出さないので、使わない物はポーチの中。

楽器ケースのポケットにも入るので、こんな感じでケースに収納します。

便利でしょ!?

プロのコントラバス奏者3人の共通点

いつもリハーサルに持ってくる小物は、人によって若干違いますね。

でも、一つだけ共通点がありました、鉛筆です!

楽譜の書き込みに、濃い鉛筆を使う。

プロの音楽家のほとんどは、楽譜の書き込みには鉛筆を使います。

4Bなどの濃い芯は柔らかいので、サクッと書き込みができ楽譜を傷つけることもありません。

弦楽器は、リハーサル中にボウイング(弓順)の変更があったりするので、サッと書き込みができる柔らかい芯の濃い鉛筆があると良いですね。

シャーペンの硬い芯だと、ボウイングを書いてもうっすらとしか映らず見にくくなってしまいます。

今は、太くて濃い芯のシャーペンも売られているので、そういった物も良いかもしれませんね。

さいごに

『明日のためのレッスンノート vol.4』は、プロのコントラバス奏者がリハーサルに何を持ってくるか?をいきなり聞いてみました。

たまには、こうした息抜きを挟みながらやっていきたいなと思いました。

ドリンクバー飲みながらお喋りする時間って楽しいですよね。

大人でいう居酒屋トークみたいな感じ。

さて、レッスンは一休みして、今週はここまで、お疲れ様でした。

またレッスンでお会いしましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事、指揮法を川本統脩氏に師事。現在、昭和音楽大学合奏研究員、ブラス・エクシード・トウキョウ メンバー。また、日本アロマ環境協会 アロマテラピーアドバイザーの資格を持つ。