今日は久しぶりに同業の仲間と会う機会があり、近況報告にはじまりガッツリ話し込んできました。
そんな中で盛り上がったのが、今旬の話題ともいえる音楽家とSNSについての話。
発信するぞ!と意気込みスタート切るも、頑張りすぎて疲れちゃう。
そんなSNSを育てていくときに何を大切にすれば良いかという話で盛り上がりました。
人が人を好きになる、興味を持ってくれるまでの導線を設計する
僕はフォロワーを増やそう!とかYouTubeのチャンネル登録者数を増やそうという部分にはあまり興味が湧かないですが、数字が伸びたり減ったりするのを眺めているのは好きです。
でも、やっぱり発信するならたくさんの人に見てもらいたい、知ってもらいたい、届けたい!と思いは多くの人が持ってると思うし、そうするためにはどうするか?を考えてみました。
で、たどり着いた答えが人が人を好きになる、興味を持ってくれるまでの過程を分析し導線を設計するということで、逆三角形を4つのステップに分けてこんな感じに考えてみました。
久しぶりに同業の仲間と会ってガッツリ話し込んだらやっぱり音楽家とSNSの話なんかになって、YouTubeのチャンネル登録増やしたい人やフォロワー増やしたい人で数字に伸び悩んでる人は興味を持ってもらう発信に力を入れる前に認知されるための活動をめちゃくちゃやる時期を作るといいって話になった。 pic.twitter.com/7zrdkb7FJh
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) February 27, 2021
認知と興味、その先にある感情
SNSに関する相談をよく聞く中で思うのが、演奏やレッスンに興味を持ってもらう発信を頑張るってところでこれはめちゃくちゃ大事なんですが、これらは興味を持ってもらった先にあると思ってて、相手が時間を使って自分の発信を見てくれるってところですよね。
なので、まずは日常の中で身近な存在になるところからはじめてみるといいと思うんですね。
あの人いつも同じ電車だよなとか、朝いつもカフェラテを頼む人みたいな感じ。
特にこれだけ発信者が多い時代なので、何者でもない人ほどここを押さえた方が良くて、まずは日常の中(タイムライン)で身近な存在になって、認知された上で活動に興味が生まれYouTubeを見てくれたりブログを読んでくれたり、ラジオに耳を傾けてくれたりSNSのフォローに繋がっていくと思うので、まずは認知してもらうための活動をめちゃくちゃやる時期を作ると良いということ。
もちろん良い印象で。
まずは認知されるところからはじまって、興味が生まれる。
そして演奏やどんなレッスンをする人なのかとその人のことが気になり(認知から人気へ)応援者やファンになってくれたり、好きになってくれるんじゃないかと思いました。
認知されるための活動って?
じゃあ認知されるための活動って何をすれば良いの?となりますが、パッと思いつくのがこれ。
認知されるための活動、例えば質問箱に届いた質問は全部返す。DMや公式LINEも同じ。ブログを毎日更新して更に各SNSで発信する。無料で企画打ったりテキストやノウハウを公開する(マネタイズする場所は決める)とかを半年とか一年やるとかそんな感じでめちゃくちゃ地道だけど大事。毎朝駅前に立つ感じ。
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) February 27, 2021
質問箱に届いた質問全部に返事を書くとか、ブログを毎日更新し記事が書けたらSNSで発信。音楽家であれば無料の企画を打つ、レッスンで使用している教則本や指導のノウハウとかを公開する。
無料で何かをやるときは、お金が発生するポイントを考えておくことが大切で僕は情報(オリジナルの教則本や奏法に関するノウハウの公開)は無料で生きた言葉と音を交わす時間(レッスン)を有料で提供しています。
誰も来ないかもしれないけど生配信をするとかラジオで毎日喋るとか。
とにかく泥臭いですが、こうしたことを半年、一年ってコツコツやることで大事なのは継続性。
ここが一番身近だけど一番大変、また見落としがちなところ。
で、そんな中で興味を持ってくれた人との一対一を大切にするところから始まるんじゃないかなと思います。
それでは、また!