活動記録

TOKYOシャンソンフェスティバル『シャンソンプロムナード』出演しました。

こんにちは。コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、アマチュア楽団の指揮・指導にあたっています。また、今年より取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

さて、先日はTOKYOシャンソンフェスティバルシャンソンプロムナードというコンサートに出演してきました。

TOKYOシャンソンフェスティバルは2011年から続くシャンソンのコンサートでアーツカウンシル東京の助成を得て下記のような概要で企画されています。

「多摩をシャンソンのメッカに」という理念のもと「TOKYOシャンソンフェスティバル」を11年前に立ち上げた。一般市民の参加と各シャンソン団体のネットワーク化促進を通じて、「シャンソンなら多摩」という一大音楽拠点の達成を、ひいては音楽による地域の活性化及び多摩地区全域の文化の向上をその目標とする。
今回の「第11回TOKYOシャンソンフェスティバル」は、3月9日のアマチュア歌手による『シャンソンプロムナード』、3月10日の芝居、シャンソン、映像によるシャンソンドラマ『モンパルナスのミューズ』そして18人のプロ歌手(ゲスト歌手山本リンダ、岸本悟明を含む)による『シャンソンギャラリー』から構成されている。

引用:アーツカウンシル東京 文化芸術助成事業

僕も友人の紹介で生まれたご縁で長い間ご一緒させていただいており、今回もピアニストの陶山高志さんとシャンソンを歌われる歌手の方々の伴奏を務めていました。

シャンソンの楽譜はメロディと簡単なコードしか書かれていないので、YouTubeで各曲いろいろな演奏を聴いて頭の中である程度「こんな感じかな?」と伴奏を作っていくのですが、指で弾くpizzよりもクラシックの世界で使う弓弾き(arco)をたくさん使って欲しいという声をいただき、皆さんの歌に寄せて低い音をたっぷり伸ばしていました。

基本的に、二分音符や全音符という長い音で支えることが多いですが、たまに少しだけリズムを加えてみたりしながら伴奏をしていきます。

シャンソンは長い人生の1ページを切り取った小さなドラマのような音楽なので、歳を重ねてこられた方が歌っているのがとても魅力的に感じます。

今回もありがとうございました。

また、ご一緒できたら嬉しいです!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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