日記

音楽家のSNSの活用法。バズるコンテンツを生み出せた後にやること。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

コントラバスを弾いたり教えたり、吹奏楽部やアマチュアオーケストラの指揮・指導をしたり、高校音楽科でコントラバスの講師をしたりしています。

さて、昨日から年末にかけて毎日ブログを更新してみようと思います。そんなこと言っちゃって、大丈夫なの?と自分で思っているのですが二日目に突入しました。

昨日からnoteでフリーランス音楽家サバイバル論というマガジンをスタートさせたので、そういった投稿が増えていくと思います。

ということで、今日は音楽家のSNSの活用法。バズるコンテンツを生み出せた後にやること。ということで記事を書いていこうと思います。

バズるコンテンツを生み出せたなんて、普段の自分では書かないような書き方をしているのでちょっとだけムズムズとしていますが、今回は数字を意識しているのであえてこうした書き方をしています。

普段はフォロワーの数やいいねの数、インプレッション数とか全然興味ないのですが、狙うときはしっかり狙って発信するというのも大切にしています。

バズるコンテンツを生み出せた後にやること

さて、バズるコンテンツを生み出すなんて文章で書くことは簡単ですが、実際にそうしたコンテンツを生み出すのって大変ですよね。

バズの基準も人によってさまざまなので、ここでは一つ基準を設けてみたいと思います。どうしましょうか、とりあえずこんな感じでいってみましょう。

  • 誰かに「バズってたね!」と言われるような投稿
  • その投稿を見て、それらに関する質問、相談、仕事などのメッセージが届いたもの

こうしたコンテンツを生み出せたら、次は何をすれば良いか?

僕なりの考えを書いてみます。

何年もかけて発信をアップデートさせ続ける

バズるコンテンツを生み出せた後にやることは、何年もかけて発信をアップデートさせ続けることです。

バズるということを多くの人に届き受けての何かに刺さったことだとすると、一時的に爆発的な拡散がされることでその人の認知度がグッと上がります。

でも、ジェットコースターのように一気に駆け上がったあとは急降下していくのでだいたい2〜3日で忘れられていくと思うのですが、ここで同じ内容を発信し続けることで◯◯さん=◯◯な人という印象がついてくるので、その後の発信方法次第でバズったコンテンツを自分の名刺代わりにすることができるという視点を持つことが大切だと考えます。

同じ発信をアップデートさせ続けることで自分も成長できる

自分の名刺代わりにのコンテンツを生み出せたら、同じ発信をし続けることが大事ですが、ここで忘れてはいけないのがアップデートさせながら発信し続けるということ。

同じ内容を何年も今の視点で上書きしていくことで自分自身がその分野の唯一無二の存在に近付いていけること、そして発信媒体を変えたりといった工夫をしていくことで裾野を広げられ、それは受け手やファンを広げていくこともつながります。

でも、ここは少し勇気がいるところなので発信者が頑張る必要も出てきます。

今回は、最後に持っておくと良い勇気に関して綴っておしまいにしたいと思います。

発信者が持つべき勇気

自分の名刺代わりにのコンテンツを生み出せたら、同じ発信をし続けることが大事ですが、同じことを発信し続けていると心の中からこんな声が聞こえてくることありませんか?

いつまでその内容発信してるの?

とか

何か新しいものは生み出さないの?

というような声。

どうしても新作というのは支持されやすいですが、ゼロからイチを生み出して軌道に乗せることってめちゃくちゃ大変ですよね。特にクリエイターならその大変さがよくわかると思います。

なので、新作を出しつつも、自分の名刺代わりになるコンテンツはずっと発信し続けるというのが大事なのです。

そして、上に書いたような声が自分の中から聞こえると同時に外から聞こえてくることもあると思います。

空想リプ
いつまで同じこと発信してるんだ

というような声。

でも、ここを真に受けて手を止めてしまうのはもったいない。

発信者であれば自分の立ち位置×発信の仕方でアップデートしていけば良いし、例えば音楽であればレパートリーを今の解釈で作り直すことだったり、時代にあった編成に併せて改訂するような感じですね。

なので、同じことを言いますが

空想リプ
いつまで同じこと発信してるんだ

というような声が聞こえてきても、真に受けて手を止めてしまう必要はないということですね。

よくあるのが、吹奏楽コンクールの課題曲に入選した作曲家に対する「いつまで課題曲のこと言ってるんだ」とか「新作で勝負しろ」みたいな声。

これはプロ野球やサッカーの試合を見ながら「なんでそこで外すかな〜!」とか「今打てたでしょ!」ビールを飲みながら言ってるようなものだと思っておくと良いと思います。

吹奏楽コンクールの課題曲に入選したら、その作曲家にとってその作品は名刺代わりになるし、時代の変化や自らの経験と併せて楽譜を改訂したりアップデートし続けて、その先に新作が生まれたりすると思うんですね。

なので、勇気を持って発信するというのも大事なんじゃないかなと思います。

また、何年もかけて発信をアップデートさせ続けるというのは自分が生み出したものを育てていくような感じですよね。

コツコツ育てた先に、新しい景色が広がるんじゃないかと思います。

おわりに

音楽家のSNSの活用法。バズるコンテンツを生み出せた後にやること。

それは、自分の得意なSNSや時代の流行りに乗せて同じ内容を何年もかけて発信しアップデートさせ続けるというところだと思います。

フリーランス音楽家サバイバル論、これからも記事を投稿していくのでぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

それでは、次回の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

-日記