ここ最近は「質問箱」という匿名で質問を送れるサービスが流行っていますね。
僕もはじめてみたら色々と質問が届いたので、楽しみながらお返事しています。
https://twitter.com/igu_shin/status/940450429778849792
質問の内容からして、吹奏楽部をはじめとした音楽系の部活動でコントラバスを弾いている中高生が多いのかな?
と思っています。
夜中だったら日中だったり質問を返すタイミングがバラバラなので、ここにまとめます。
みんないろいろと知りたいことがあるんだね
〜にはどうするか?
こうした質問が多いですね。
僕は、部活動におけるコントラバスのレッスンに力を入れていますし、何かしら力になりたいと思っています。
いただいた質問の答えが、どこまでお役に立てたかわかりませんが、よかったら参考にしてみてください。
量が多いので、まずはコントラバスに関する質問から。
Peing(質問箱)コントラバス編
鏡や窓に映る自分の演奏している姿を見て練習すると、いつも視界に入らない部分までチェックできるのでおすすめです。
A線を「どう弾きたいか」によって押さえておきたいポイントが変わってくるので「鏡よ鏡、世界で一番良い音でA線を弾けるバス弾きはだぁれ?」と練習です→https://t.co/Z26d04dlzF #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/zXQCxxMDPh
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 12, 2017
マンドリンオーケストラ、1回だけ参加したことあるんですが楽しかったなぁ。
応急処置的な対処法もあるんですが、言葉だけで誤解が生まれて駒がズレてしまったり、魂柱が倒れてしまったら大変なので言葉だけの回答はここまでとさせていただきますね。
マンドリンオケ良いですね!楽器の状態を見てみないと、具体的な提案ができないですが、顧問の先生に相談して楽器屋さんに見てもらうことをおすすめします。DMで駒の写メいただけたら何かしらお返事しますよ〜✉️ #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/CVwmWGI8yq
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 12, 2017
「歌」といえばシャンソン歌手の伴奏をしたとき、きっと年を重ね人生経験を重ねていくことで歌詞に込められたメッセージをより深く理解できるようになるのかなと感じました。
いろんなことが、その人の音楽に繋がるのかなーと思います。
歌が上手い人、多いんじゃいですかね。すごい歌心のあるヴィヴラートをかけるコントラバス奏者の後輩がいたんですが、歌を習ってるって言ってました。演奏に繋がること、あると思いますよ! #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/HsDNJpJ4wE
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 12, 2017
COSMUSICAの記事読んでくれた?コントラバスはいいぞ。
コントラバス以外にも、クラシック音楽がもっと楽しくなるコラムがたくさんあるのでぜひ!
休みが多くて、眠くなったら楽器ケースを寝袋にしてお昼寝出来ること…えーっとあとは、、、あ!そんな質問をくれたあなたにピッタリの良い記事が→https://t.co/z7HEleTLUb #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/ox8qmV9Jyd
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 12, 2017
自分に合ったウォーミングアップを考えて習慣化していけると良いですね。
何か迷ったら『明日のためのレッスンノート』も参考にしてみてください。
楽器を弾く日は「今日もよろしくねー!」って音出しした後に、自作の教本で右手のボウイング練習と全調スケールとかやります。楽譜あるので良かったら!→https://t.co/nhyKdgWP6p #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/2Fb9uNKl8n
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
スーパーファミコンの連射ボタンみたいになればいいんですが(世代がバレる)
シマンドル第1巻は独学で練習するのには少し難しかもしれませんが、1冊持っていても良いかもしれないですね。コントラバスの教則本に関しては、こちらの記事に書いています。
トレモロはシマンドル第1巻78ページで僕も練習してます。演奏を見てみないと具体的な提案ができないのですが、鏡や窓の前で練習して、弓の真ん中で指板〜駒よりいろいろな場所を弾いてみて研究してみてくださいな #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/bp7ixqSnr7
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
僕の地元は音楽が盛んで、小学校にもオーケストラがあります。中には、踏み台に立って演奏している子もいたり、みんな工夫して演奏していました。150cmもあれば踏み台は必要ないですし、ぜひコントラバスを演奏してみてください。
大丈夫ですよ!確か、朝練コントラバスという教則本に身長が低い人におすすめな構え方なんか載っていました。キーポイントは「工夫」することだと思います。がんばれー! #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/U4b9HnqDXz
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
7年ほどクラリネットだけのオーケストラにコントラバスで参加していました。
コントラバスとクラリネットの相性が抜群だと思っています。
クラリネット奏者の人たちは「コントラバスの響きがあると、とっても吹きやすい」と言ってくれました。
弦楽器の「響き」によって管楽アンサンブルがより安定感、暖かみのある音楽になると思っています。試しに誰かとアンサンブルをしてみたら存在意義がわかるかなと思います。暖かい紅茶にミルクを入れた感じ。それから #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/rmTt47BlEN
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
こちらも、言葉だけで具体的な解決策が出せなくてごめんなさいね。
こんな感じで答えてみましたがいかがでしょう?
頼もしい一言が入りましたね「ウルフトーン」ググってみてください。
演奏を聴いてみないと奏法や楽器など、何に原因があるかわかりませんが、鏡の前で演奏してるフォームを確認しながら「伸ばしづらい音」と「そうでない音」で何か違いはあるかチェックしてみることが思い浮かびました #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/WFZZnPHplI
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
奏法に関しては、実際に見てみないと具体的な提案はできないので(言葉だけだと誤解を生むときがある)よかったらぜひレッスンに来てくださいね〜!
気になって「E線を押さえるときお前どこにいんの?」確認したら、人差し指と中指の間にいました。ネックの太さや手の大きさで若干変わると思いますよ!色々試してみてください。あなたは親指はどこにありましたか? #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/aulaltu3OA
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
日頃から、先生に「コントラバスは聴こえていますか?」とか積極的に声をかけてみることで気づいてくれるかもしれないですね。これは僕の考えですが、吹奏楽で弾くときはpと書かれていてもmp以上(少し大きめに弾く)ことを意識しています。
それから、エレキベースの楽譜はコントラバスはpizzと書かれていなければ基本的にarcoで弾いてます。こういうところを先生に質問してみてもよいかも。
あとね、前に指揮者の人が見て!って書かれたTシャツ着てたんですよ。
吹奏楽あるあるですよね。先生に「そこコントラバスもあります!」って声かけるようにするか、こんなTシャツを見つけました→https://t.co/dm8XwiDnja #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/nTwfTu7a1W
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
この回答で、あってますか…?
もしかして、松脂落として割れちゃって復元するために早く溶かしたいとか?
早く溶かす…!?松脂を早く溶かすコツ。コントラバスであれば晴れた日に洗濯物と一緒にベランダに放置。もっと早く溶かしたい場合はドライヤーで熱してみます。この答えこれでいいの? #質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/HaXS8Puph6
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
バス椅子の座り方は僕も日々研究中です。
バス椅子のタイプ×楽器のサイズ×奏者の体格でいろいろな座り方があるってことを頭に入れておいて、ぜひ演奏会に足を運んで実際に目で見てみてくださいませ。
バス椅子のタイプ×楽器のサイズ×奏者の体格でいろいろな座り方になるので「正解」はありませんが、はじめて座奏にチャレンジするなら立奏に近い状態で弾けるように椅子の高さを調節してみることを提案します。#質問箱 #peing_igu_shin https://t.co/m2uRYGx5OM
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) December 13, 2017
質問に答えていて思うこと
こうした質問を投げてくれるのはとても嬉しいです。
いただいた質問は、レッスンを通した体験談×自分の演奏活動を通した経験談を頭の引き出しの中から引っ張り出して、たまにちょっと遊びながら「こんな感じかな?」と書いています。
でも、楽器の奏法に関しては実際の演奏を聴いて、弾いている姿を見てみないと具体的なアドバイスはできないと改めて感じました。
画面越しでの言葉のやりとりだけだと、誤解を生んでしまう可能性もあるので、答えられる範囲でのお返事とさせてくださいね。
生きた言葉を交わしてこそ、はじめてわかること
もし、もっと具体的なアドバイスが欲しいと思ったら、気軽にレッスンを受けに来てくださいね。
お互い顔を合わせて、音を聴いて、生きた言葉を交わしてこそ、はじめてその人の疑問が解決するのかもしれません。
どこまでお役に立てたかわかりませんが、お互い頑張っていきましょう!
質問箱、楽しいですね。
でわでわ、またね〜!