吹奏楽部のレッスンをしていると、欲しい楽譜が手に入らない、部活が忙しくて松脂を買いに行けないという声が届くことがありました。
他にも遠方に住んでいると、楽器店に行くには親に車で連れて行ってもらう必要があったり、保護者の方が買いに行くということがあるようで、ならばブログ経由で練習に必要な小物を買えるようにしようと、あると嬉しい!コントラバスのお役立ちアイテムを集めました。
これから部活動でコントラバスをはじめる人も持っておきたいアイテムです。
全て実際に使用しているものなので、使った感想を交えながら紹介していきます。
おすすめの弦は?コントラバスの弦について
吹奏楽部のレッスンで、特に顧問の先生から質問が多いのは「おすすめの弦はありますか?」ということ。弦は楽器との相性もあるので張ってみないとわからないというのが本音ですが、多くの部活動で見かける、また実際にレッスンで紹介している弦は以下の2種類。
弦は高価ですが、消耗品なので長年使用していると硬くなり押さえにくく、音量も出なくなりチューニングも狂いやすくなってくるので定期的に交換することをおすすめします。
往年の定番!ピラストロ社のフレクソコア
コントラバスの弦で一番おすすめなのはピラストロ社のフレクソコア。
使った印象メモ
コントラバスらしい太くて柔らかい音色が特徴で直線的な響きがして、学校備品としてある楽器との相性も良いように思います。
理想は年に一度の弦交換ですが、予算の関係で難しいこともあって長持ちする弦が良いと思うのであればフレクソコアはおすすめです。
幅広い世代に人気なトマスティーク社のベルカント
近年、部活動でもよく見かけプロ奏者の間でも評判の良いベルカントという弦。
使った印象メモ
テンションが低く押さえやすいので初心者でも無理なく押さえられるような印象で、横に広がるような響きがします。音色は明るめですが、低音域のパワーがもう少し欲しいところ。
弦を買うときはソロ弦に注意!
コントラバスはオーケストラチューニングと呼ばれる弦と合わせて、ソロを弾くときに使われるソロチューニング用の弦が売られています。
弦の細さや音が変わってくるので、弦を買う際は充分注意してください。
各弦の音が低い音から(E-A-D-G)となっているオーケストラチューニングの弦を使用します。