僕はいくつかの吹奏楽部を対象にした講習会で、講師のとりまとめをやっています。
主に顧問の先生から企画案が入り日程調整、先生と僕のアイディアを掛け合わせて内容を決めて、参加人数が分かり次第、各パートの講師を集めるといった作業です。
これまで、何箇所かでこのような仕事をしてきましたが、ふと気がついたら今日の講習会は10年目に突入するのではないかと思い、たくさんの人に協力してもらってここまで続いたんだなぁとしんみりとしています。
午前中はお休みなので、パソコン持ってきて仕事してました。
今日は1日講習会に参加していますが僕は合奏担当なので午後から。午前中のパート講習はコントラバスがいないので控え室で事務やってます。ブログも一本書けるかもしれない。 pic.twitter.com/7JmULzfXT8
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) May 26, 2019
きっかけは後輩からの引き継ぎ
今日の講習会は、後輩が講師のとりまとめをしていて、僕もコントラバスの講師として声をかけてもらったのがはじまりでした。
その後、とりまとめを引き継ぐようになり洗足の同級生や後輩に協力をしてもらいながら講師の先生として学校に紹介をしていました。
回を重ねるごとに規模が大きくなり、一番印象に残っているのは受講生が100人を超え20人を超える講師の先生たちに協力をしてもらったことです。
僕がスケジュールの都合上参加できない時期があり、依頼をした本人が会場にいない年なんてのもありました。笑
いろいろな形で企画されてきた講習会
思えばパート講習会の他、アンサンブル講習や時期ごとにテーマを決めた企画などいろいろな形で講習会が開かれてきたことが懐かしく思います。
印象に残っているのは、アンサンブルコンテストに向けた講習会で最後に模擬アンコンと題した発表会をやったこと。
本番会場を想定した入退場も含む演奏まで一通りの流れがあり、レッスンをした講師は審査員席に座り実際に講評用紙にコメントを書きます。
最近は僕が合奏講習を担当することが多いですが、それぞれの専門楽器の視点から見た合奏や指揮に触れて欲しいことから、合奏はこれまで毎回いろいろな先生にご指導をいただきました。
僕自身も、この講習会が合奏指導を経験する良い場所になっており、とても感謝しています。
おわりに
たくさんの仲間に協力してもらって10年近く経ったのかとしんみりしながら書いていました。
もし、この記事を読んでいて「あれ?自分が参加した講習会かも」って思った方、心当たりのある方、その節はありがとうございました!
参加人数から講師の人数が変動したり、その年の実施回数を踏まえてなるべく各楽器は前に習った先生に続きから教われるように調整をしているので「最近呼ばれてない!笑」との声もたまに聞くのですが…僕からメールが届いたらまたお力を貸していただけると嬉しいです。
でも、こうした手作りの講習会って良いですね。
先生が何年も作ってきた企画を、これからも続けていけたらなと思いました。
おしまい。