先日、僕の公式LINE『コントラバス研究室BASSROOM』にお友達登録をしてくださっているメンバーとオンライン雑談会を開催しました。
オンラインの雑談会はこれで3回目。
Twitterと公式LINEのメールマガジンで開催を告知して雑談会に参加するための入り口は公式LINE内でシェアし約40分の雑談会です。
初回は特にテーマを決めず「おはなし会」という位置付けて行い、2回目はその反省を生かしつつトークテーマを決めて開催しました。
過去2回やって感じたこと
過去2回開催して思ったのは何かしらトークテーマを設定した方が良いということ。
なので今回は「音楽指導者として役に立った本」を紹介するというテーマでトライしてみました。
トークテーマが決まればTwitterに投稿。
雑談会をする数日前から情報を発信していきます。
これは当日のツイート。
本日開催!!
『コントラバス研究室BASSROOM』
オンライン雑談会第3弾
4/15(水)21:30〜Zoomを使ったオンライン雑談会。公式LINEのお友達登録者限定。
今回はトークテーマは「音楽指導者として役に立った本の紹介」
参加は無料で顔出しは不要。聞くだけでもOKなので気軽に遊びに来てください。
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) April 15, 2020
「音楽指導者として役に立った本」の紹介
今回のテーマは「音楽指導者として役に立った本」
僕が音楽指導者を目指していた頃から、今リアルタイムで吹奏楽部をはじめとする音楽系部活動や市民楽団を指導する中で役に立った本を紹介しました。
今回は音楽の本を2冊、ビジネス書を2冊紹介しました。
どんな話をしたかも合わせて書いきますね。
これで納得!よくわかる音楽用語のはなし―イタリアの日常会話から学ぶ
まずはこちら!音楽用語が実際にイタリアの日常会話ではどのように使われているのか?
ということを書いた本。
例えば音楽辞典を開いてみると「快活に・速く」と書かれている「Allegro」って言葉がイタリアの日常会話では別の意味で使われているんですね。
そして、その意味から生まれる何かが「速さ」に繋がる。
こんな話をわかりやすくそして面白く書いたのがこの本。
合奏指導やパート練習で言葉の意味をお話しするときにとても役に立ちました。
新・ベーシストのための全知識
コントラバスとエレキベースは全く別の楽器という声をこれまでも挙げてきましたが、エレキベースが弾けることはコントラバス奏者としてプラスになることもたくさんあります。
これは特に吹奏楽部でコントラバスを弾いていて文化祭やポップスを演奏するときにエレキベースに持ち替えるけどベースのことはよくわからないという人におすすめ。
ベース本体のいろいろな部分についての解説、アンプやベースの「つまみ」の役割から音作りの話まで、これ一冊あれば吹奏楽でエレキベースを弾く上で生まれる疑問点がかなり解決できるかもしれません。
僕も最初はアンプのつまみの意味を一つずつスマホで調べていましたが、この本にはだいぶ救われました。
知り合いのエレキベースが上手いコントラバス奏者がおすすめしてくれた本で、僕もとても参考にしている一冊です。
いつやるか? 今でしょ!
お次はビジネス書。
「いつやるか?今でしょ!」のセリフで一躍有名になった東進ハイスクールの林修先生の著書。
とにかく文章が面白くて読みやすいのですが、この本の中に書かれているある言葉がとても胸に響きました。
それは「勝てる場所で誰よりも努力する」といこと。
これ、戦国武将の時代から言われていたみたいなんですね。
つまり「自分がめちゃくちゃ得意・夢中になってできる分野」で誰よりもやるということ。
僕であれば吹奏楽が好きでコントラバスを弾く。
この大好きな「吹奏楽」と「コントラバス」を掛け合わせて「これらが好きな気持ちなら負けないぞ!だから誰よりも手を動かすんだ」という思いでいろいろなことに挑戦してきました。
子供の頃にいた「鉄道少年」や「昆虫博士」のように「◯◯だったら××さんだよね」って言われるようなポジションを作るって、部活動から大人の社会までとても大切だと思うんですよね。
メモの魔力 The Magic of Memos
仮装ライブ空間を提供する「SHOWROOM株式会社」の社長・前田裕二さんの著書。
「ファクト→抽象化→転用」といった形で一つのことを深掘りし他のアイディアに転用していくメモの取り方はレッスンでとても役に立っています。
僕はこの本を読んで
- Fの音程が悪い
- どこに原因がある?←ここの解像度を一緒に上げていく
- その原因を解決するためには?←問題を解決し、この練習方法がどこで役に立つかを考える
という3ステップでレッスンを進めています。
また4色ボールペンを使ったメモの書き方は合奏指導の現場で大活躍。
ボールペンを色鉛筆に変えて
- fやpなどの強弱記号は赤で丸を付け、スコアを縦に見た時に大切な情報を赤でチェック
- soloや大切なパートの始まり、スコアを横に見た時に大切な情報を青でチェック
- 自分のアイディアは緑でチェック
- その他の書き込みは鉛筆で書き込む
で書き込むようにして1年ほど立ちました。
この書き方をするとスコアを見たときに必要な情報がすぐにキャッチできるので、メモを書くときに4色ボールペンを活用する方法を合奏指導の現場で役立てています。
次回オンライン雑談会は4月下旬に開催します!
オンライン雑談会第3弾は「音楽指導者として役に立った本」の紹介をしてきました。
これまで会を重ねるごとに参加者が増えてきてとても嬉しいです。
参加してくださった方々ありがとうございます。
時間は40分と短いですが、サクッと集まって楽しい話をして解散!という形でこれからも続けていきたいです。
今のところは月3回を予定していますが、今後は不定期で特にテーマを決めない配信もしていこうと思います。
https://twitter.com/igu_shin/status/1250426638430433280
演奏会やレッスンができない今だからこそ、別の方法で楽しみを伝えていけたらと思います。
それでは、また!