活動記録

将来への不安との向き合い方。

SNS発信10周年記念企画としてはじめたマガジン《音楽で食べていくということ。》たくさんの方に読んでいただき嬉しく思います。また、記事を購入してくださった方もありがとうございます。音楽家として生きていく上でのヒントになればと思います。

さて、今日は音大卒業後だけでなく、現代社会を生きる誰もが一度は感じたことがある将来への不安との向き合い方について書いていこうと思います。

将来って「大きくなったら何になる?」とか、将来の夢といった感じでポジティブな感覚で考えていきますが、歳を重ねるといろいろな心配事や不安が生まれてきます。

僕が発信をしている音楽の世界でいえば、音楽大学を卒業したけれど、その先どうやって活動していこうかといったところに不安を覚えますよね。

この不安に対して、みなさんどう向き合ってますか?

◯◯は不安とかなさそうだよね

はい、これは僕がよく言われる言葉です。

「井口さんって将来の不安とかなさそうですよね。」
とか
「井口先生くらいになれば将来の心配はないですよね。」
とか

おい、ちょっと待て!

こちとら24時間365日頭のどこかに仕事のことがあって、この先のこととかめちゃくちゃ怖いし不安だし、心配やで?

これ、マジです。

むしろ、将来に不安を抱えてない人の方が少ないんじゃない?

多分、顔や言葉に出してないだけで、みんなめっちゃ怖いんよ。だから、みんないろんなことやって頑張ってる。

フリーランスに不安はつきもの

好きなことで生きていく!

社会に縛られない自由な生き方!

個の時代なんて言われて個人が自由に働けることをキラキラとした言葉で推奨するけど、フリーランスは株式会社 俺みたいな感じやで。

会社の各部署がやってることを基本的に一人で回して、営業や売り込みもして仕事をいただき結果を出して次の仕事に繋げていく。

確かに、演奏旅行で全国各地を回ってご当地グルメを食べたりホテルに泊まっておいしい食事や部屋でくつろいだり、新幹線や飛行機でお弁当の写真アップしたりしてるけど、中高生と青春ドラマの1ページのような夏を過ごしたり、楽しいことは山ほどある。もちろんある。

でも、自己管理の難しさ、収入の不安定さ、社会的信用の低さをはじめ、いろんなところに不安がある。

フリーランスになるってことは、不安との向き合い方もしっかり身につけていくのが大事。そして、不安に見せないもの大事。

将来への不安とどう向き合うか?

じゃあ、将来への不安とどう向き合うかってところ。

結論から言うと

  • 手を動かす

  • 音楽と距離を置く

  • 寝る

以上。
難しいことは考えなくてよくて、何かに没頭するか、頭をリセットさせるか、寝る。僕はこの3つで将来の不安と戦っています。

手を動かす

努力は夢中に勝てないっていうじゃない。
あれはマジだと思うんですよ。

夢中になって手を動かすことと、気づいたらなんか詳しくなってたり、できるようになってる。

もちろん一日二日で何かが起こるわけではないけど、このブレイクスルーの瞬間が不安を消し去ってくれる。そして、背中を押してくれる。

何かに没頭してるとき、不安なんて考えてる暇なくない?むしろ、暇こそが不安を生み出す。だから、手を動かしてみるのがおすすめ。

音楽と距離を置く

練習やアイディアに行き詰まったら距離を置く。これ以上やっても進まない!って気持ちのときに、ちょっと離れる。このとき、少しばかりの心地よさえを感じたら、しばらくぼーっとしてみるのが僕は好き。

灯台の上から海を眺めてる自分の背中を見てる感じ。

寝る

メンタル心理カウンセラーの資格を持っているのですが、良好なメンタルヘルスを維持するためには、良い睡眠をとることが重要なんです。寝るということはとっても大事。

不安を吐き出すことも大事

それから最後に、不安は吐き出すことも大事。紙に書いて捨てたり、スマホのメモや非公開のアカウントに書き残しても良い。

心の奥底に不安を溜め込むと、どこかで爆発してしまうのでしっかり吐き出すことも忘れずに。

勇気がいることだけど、思い切って吐き出しちゃいましょう。

僕は今年で区切りをつける仕事があって、ということはその分の収入は無くなりますよね。それから来年度で契約終了になる可能性のある仕事もある。今は年間を通した収入が入ってくるけど、継続できなかったらあと一年でその分の新しい仕事を受けることができるかな?まず、待ってるだけじゃダメだよね。

40代に向けたキャリア形成の一環で、教員免許を取得しに通信制の大学に通ってるけど、3年で卒業できるかな。元々2年の予定だったけど、入学してからわかる大学のシステムや仕事との兼ね合いで思い通りに学習計画が進まなかったりして1年伸ばした学生生活。日々の生活費をやりくりしながら学費を払って、この生活が新たに1年続くの不安だな。

教員免許取得できたとしても、仕事あるのかな。

エキストラって若手が多いよね。どんどん次の世代に入れ替わっていくのかな。キッズコンサートのお兄さんは何歳までいけるかな?こうした本番も若手に入れ替わっていくのかな。

ここに書いた不安なんて、ほんの一部に過ぎないけど、何かしら不安を抱えてみんな頑張ってるよね。

今の自分は過去の自分の行動の結果だとしたら、どう将来へのビジョンを描いていけば良いかは見えてくるはず。

きっと、いくつになって不安はつきものだからお互い頑張っていきましょう!


音楽家の本棚より、今日の一冊

noteで連載中にマガジン《音楽で食べていくということ。》では音楽で食べていくことを夢見て、そしてさらなるキャリアの展開を目指して読んでいた本を紹介していきます。

今日の一冊はプロサッカー選手、キングカズこと三浦知良さんの本。幼稚園の頃にJリーグが開幕して、ヴェルディのカズといったらヒーローでした。そんなカズが今もまだ現役。若手の選手と一緒にボールを追い続ける姿に魅了され、読んでいた本です。カズだ、幼稚園の頃にみんなで憧れてたカズだ。

本当にかっこいい、憧れの人です。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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