日記

吹奏楽指導に明け暮れた夏に感謝を込めて。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、アマチュア楽団の指揮・指導にあたったり、茨城県にある取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

SNSやブログではフリーランスの音楽家のキャリアの作り方、また活動の幅の広げ方などの発信しています。

夏といえば、全国各地で吹奏楽コンクールが開幕し、僕ら音楽家も中学高校吹奏楽部のレッスンで各地を飛び回る時期。

今年も春から夏のお盆前にかけて各地の吹奏楽部のレッスンに出向く夏となりました。

たくさんのお声がけ、ありがとうございました。

吹奏楽指導に明け暮れた夏

吹奏楽コンクールに向けたレッスンは早い学校で4月から、そして5月になると少しずつ相談が増えはじめ6月の半ばから7月にかけては毎日のようにレッスンでさまざまな学校に出入りするようになります。

コンクールの地区大会、予選大会が7月後半から各地ではじまり、8月のお盆休み前までは最初の大会を突破した学校のレッスンが続きお盆休みを前にひと段落する流れ。

コントラバスのレッスンから低音セクションのレッスン、合奏指導まで、今年は数えてみたら春から36校の学校とお付き合いさせていただきました。

コントラバスのレッスン

一番多い依頼はコントラバスのレッスンでした。

夏のコンクールに向けた各学校のレッスン回数を数えてみると平均して各学校3回ほど。

毎年、さまざまパターンでレッスンをしており今年は曲の中で基礎練習に取り組むという機会を設けることが多くありました。

また、毎年お声がけいただいている学校は基礎練習のパターンが定着してきているので、例年よりコンクールの曲に多く時間を使うことができた印象です。

低音セクションのレッスン

最近、増えてきた依頼で低音楽器のパート練習を見るという形。

コントラバス、チューバ、バスクラリネット、バリトンサックス、ファゴットなどが集まり課題曲や自由曲の低音セクションとしてのまとまりを作っていきます。

また、コントラバスのレッスンの中で生徒から「低音パートで合わせたい」という声が上がり、他のパートの子達にも集まってもらい低音セクションのレッスンをするようなことがありました。

コントラバスパートのレッスンで課題曲、自由曲の形が見えてきたら他の低音楽器と合わせることでセクションとしてのまとまりが出てくるのでレッスンの中で1時間でも低音で合わせる時間を設けるのは良いと思いました。

合奏指導

吹奏楽部全体を見ていく形で合奏の中でアドバイスをしたり、指揮台に立って指揮を振りながらレッスンを進めていったりと学校との関わり方、またレッスンに伺う時期によってさまざまなスタイルでレッスンをしていきました。

合奏の中に入りコントラバスを弾いたりする機会もあり、吹奏楽という演奏形態の中でコントラバスがどのような役割を持っているかをレクチャーする機会もあり自分自身もとても勉強になりました。

演奏家としてインプット、指導者としてアウトプット

毎年、夏の過ごし方の一つに演奏家としてインプットしたものを指導者としての現場でアウトプットするということをしています。

一年間、コントラバス奏者として経験してきたこどレッスンの場で還元する、夏は出し尽くすと言った方が良いかもしれません。

アウトプットし尽くして、お盆休みを経てまたコツコツと演奏経験を積んで来年の夏にアウトプットし尽くす。

そうすることで、レッスンでのアドバイスや言葉の投げかけ方から自分自身の変化を知ることもできるので夏は自分の変化を図る時期でもあったりします。

来年の夏に向けて

お盆休み前で吹奏楽コンクールに向けたレッスンはひと段落しますが、東関東大会、西関東大会、東海大会に向けたレッスンはまだまだ続きます。

夏は毎年スケジュールのほとんどがレッスンになりますが、お盆明けからコントラバス奏者としての活動も並行していくので、また来年の夏に向けて経験を積んでいきます。

今年は中学高校吹奏楽部のレッスンだけでなく、大学サークルのレッスン、音楽教室の合宿、指揮者としてアマチュア楽団の演奏会を2公演指揮する他、自分の吹奏楽コンクールの指揮台に立つなどこれまでで一番忙しく、そして充実したシーズンを過ごさせていただきました。

これも、自分を必要として声をかけてくださった方々のおかげです。

ありがとうございました!

毎日飛び回ってた日々を経て、ゆったりとしたお盆休みを過ごしていると少し寂しさを感じますが、身体を休め来週からのリハーサルに備えていきたいと思います。

最後に、吹奏楽コンクールに参加した皆さんお疲れさまでした!

一緒に練習をした時間がひと夏の思い出になったら嬉しいです。

音楽やってる間はどこかで繋がってると思うので、また再会を楽しみにしています。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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