日記

大宮シティウインドオーケストラと迎えた2度目の夏を振り返る。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、さまざまなコンセプトを掲げて活動している各地のアマチュアオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで、指揮者というポジションから地域の音楽文化発展に力を入れています。

また、茨城県にある聖徳大学附属取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

大宮シティウインドオーケストラと2度目の夏!

前回に続き、夏を振り返っていきたいと思います。

江戸川ママブラス・マリン♪のコンサートを終え、7月末には大宮シティウインドオーケストラの皆さんと2度目の吹奏楽コンクールに出場してきました。

大宮シティウインドオーケストラは埼玉県大宮市を中心に活動しているアマチュア吹奏楽団で、夏は吹奏楽コンクール、秋は地域の音楽祭、冬は近隣の中学校と合同で練習をするなどの団内イベントを開いてきました。

昨年の春より指揮・指導を務めており大宮シティの皆さんとは2年目のシーズンです。

大人も燃える、吹奏楽コンクール

7月末、埼玉県吹奏楽コンクールの職場・一般の部に出場しました。

結果は銅賞を受賞しました。

順位、賞ともに昨年と同じ結果となりましたが、一年を通して楽団の成長を大きく感じることができた本番でした。

そして、その理由は本番の演奏を通してメンバー一人一人の音が教えてくれました。

正直、結果や順位を聞いたときは「え!?」と思いました。

確かに録音を聴き返すと指揮者として大いに反省点が上がりますが、講評用紙を読んでみると、これまで指摘が多かった音色やサウンドのことを褒めていただき、一年を通して試みてきたことは間違ってなかったんだなとも感じました。

本当に、メンバー一人一人が奏でる音がとてもキレイで良い音がしてたんです。

メンバーの何人かが吹いてて泣きそうになったと話していたのが嬉しかったです。

新しいことにチャレンジ!

さて、せっかくなので大宮シティウインドオーケストラで取り組んできたことを振り返ってみようと思います。普段の練習や一年を通した活動なんかも知っていただけたら嬉しいです。

ポップスに挑戦!さいたま市民音楽祭

昨年のコンクールを経て「今のバンドに足りないものは何だ?」というような話をしていました。

その中で、上がったアイディアの一つが一人一人がテンポ感を持って演奏していくことで、ならば秋のイベントはポップスをやってみようと、これまで団ではあまり取り組む機会のなかったポップスの曲を2曲演奏しました。

音楽を進めるのは指揮者でなくドラムやパーカッション、そしてベースラインです。

音楽の三要素であるメロディ・リズム・ハーモニーの中で今はどこに集まるか?を考えていく機会となりました。


初の自主公演に挑戦!ミニコンサート

そして、毎年冬には近隣の中学校との交流を兼ねた録音会というイベントをやっていました。

過去の課題曲など2〜3曲を一緒に演奏した最後に録音するというイベント。

今年は合同ステージを交えたコンサートをやろう!ということで、僕が知る中では楽団として初の自主公演を開催しました。

演奏曲もコンクールや秋の音楽祭で演奏した曲、そして新たに吹奏楽のオリジナル作品や合同演奏の曲などこれまでの倍のような曲数にチャレンジしていきました。

ありがたいことに、当日は多くのお客様が来てくださり、記念すべき1回目のコンサートを終えました。


初のホール練習!

そして!最後は今年の夏に初のホール練習を行いました。

メンバーの一人がホールを押さえてくれ、コンクールに向けたホール練習。

いつもの会場とは違った雰囲気、広さ、そして響きの場所で充実した練習ができました。

セッティングや座る位置、客席から聴いた印象、バランス、舞台で吹いている感覚との聴こえ方の違いなどメンバーも舞台と客席を行き来しながら確認したり、本番を想定した通し演奏をしたり、なんだか吹奏楽部の頃に戻ったような時間でした。

大宮シティウインドオーケストラの魅力の一つが部活っぽい雰囲気なんです。

社会人の楽団がホール練習をするとなると、会場の予約、打ち合わせから大型楽器、打楽器の運搬、運搬車の手配やそれぞれ家庭や仕事との予定調整など見えないところで本当にやるべきことがたくさんあります。

そうした一つ一つの準備、仕事があってこそ気持ちの良いホール練習ができました。

ありがとうございました。

音楽はチームで作る

社会人の楽団は部活動のように毎日、練習できるわけではないので吹奏楽コンクールまでの練習も多くはありません。

今回は、コンクールまでで僕が指導にあたる合奏が5回でした。

その間はメンバーの中で合奏指導を担当してくれている方がいるのでお任せし、グループラインや練習後のご飯会で内容を打ち合わせていきます。

やっぱり、指揮者一人ではできないこともあるし、プロやアマチュアという肩書きに関係なく一緒に音楽作りができる仲間がいるというのはとても頼もしく心強いです。

こうしてチームで音楽を作るのも社会人バンドの魅力で、これはバンドの雰囲気が良くないとできないことだと感じています。

一緒に演奏するメンバー募集中!

大宮シティウインドオーケストラが今年の夏までにチャレンジしてきた試みについて振り返ってきました。

これからも、いろんなことにチャレンジしていくであろうバンドは、一緒に演奏する仲間も募集しています。

活動は主に日曜日の午前中または午後、埼玉県大宮市周辺のコミュニティセンターなどで活動しています。

詳しくは、大宮シティウインドオーケストラの公式ホームページ、またXやインスタグラムをチェックしてください。

最近、SNSをかなり頻繁に更新してくれており楽団の様子を覗くことができます。

次の本番は秋のさいたま市民音楽祭。

どんな曲を演奏するのかは、お楽しみに。

いつか埼玉県代表として西関東大会に出場することを夢見て、まずは日々の活動をより充実したものにしていけたらと思います。

それでは!

見学、入団お待ちしてます!

大宮シティウインドオーケストラのホームページはこちら!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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