移動中の会話の中で「発信」に関することを聞かれたり、相談されたりすることが増えてきました。
何かを「発信」したり、自分から作り出すことって学校で教わらないからどうやって始めれば良いかわからないし、僕もそうだったので「とりあえずやってみる」を始めてみたらいいと話しています。
「とりあえず、やってみる」が何を指すか、ふと思いつくのが3つあって
- ホームページを作ること
- ブログやnoteを始めること
- Twitterで自分の頭の中にあるアイディアをつぶやくこと
これらのどれかを始めてみたら良いと思うよと話すことが多いように感じました。
今までやってこなかった、しかも最初は音楽と何一つ結びつかない作業をゼロから始めるのは最高にめんどくさいですが、練習と同じで習慣化されたら大丈夫です。
ホームページを作ってみる
自分でレッスンの生徒を募集したいと思っている人は、ホームページを作るのをすすめています。
今は、無料でホームページを作れるサイトがたくさんあるのでまずは調べるところから。
僕はJimdo(ジンドゥー)というサイトを使って作っていました。
今はブログとホームページを一本化しているので削除してしまいましたが、誰かが自分のことを検索したときに自分が何者なのかがわかるサイトがあると良いと思っています。
最初は意味がわからないような状態から始まりますが、調べながら少しずつ紐解いていけば「なるほど!」とわかってきます。
ストラヴィンスキーの「春の祭典」や吹奏楽コンクールの課題曲5番を譜読みしているような感じです。
「ホームページを作りたいけど、何を載せたら良いの?」という人は以前に書いたこの記事を読んでみてください。
ブログをはじめてみる
文章を書くことが好き、また指導者としての顔を持つ人は自分が学んできたことや研究していること、自分のレッスンスタイルを言葉に乗せてアウトプットしていくのをおすすめしています。
ブログは始める人が多くなりましたね。
ブログも無料ではじめられるサービスが多くあるので手軽に始めることができます。
ここでよく耳にする言葉が「そんなに書くことない」や「何を書けば良いの?」ということ。
書くことがなければ書きたいときに書けば良いし、何を書けば良いか迷ったら自分の活動日記を書けば良いと思っています。
そして、ブログを書きなれてきたら自分の頭の中を書いてみる。
自分の活動記録×頭の中を書くことで、この人は何をしている人なんだろうというのが少しずつわかってくるようお思います。
ブログに関しては、少し前の記事ですがブログに力を入れ始めた頃の記事を参考にしてみてください。
ブログよりも書きやすい、優しいインターネットの世界「note」
「発信」してみたいけど、誰かになんか言われるのではないかと思うと踏み出せないという人は、優しいインターネットの世界が広がる「note」がおすすめ。
ブログだと書きにくいようなことでも、noteだとサラッと書けてしまうのが不思議。
ブログよりも短い記事が書きやすいのもnoteの魅力。
また、記事を有料にして販売することもできるので音楽×◯◯←ここを考えて、価値のある記事が生まれたら入り口を無料にして核となる部分を販売することもできます。
Twitterで頭の中をつぶやいてみる
今すぐにできる「発信」の方法はやっぱりこれ。
「つぶやきこんな感じでいいと思う?」とか「フォローとフォロワーのバランスは?」と聞かれることがありますが、何だってOKです。
本人が楽しみながら使うのが一番で、何か面白いことが思いついたらつぶやいてみて、いいねの数で反応を見てみたり、日常のことをつぶやいたり、学びがあったときにアウトプットしてみたり。
いいねの数で反応を見て「これを記事にしたら、たくさんの人が読んでくれるかな?」と思ったらブログを更新してみるなど、Twitterとブログを結びつけることもできますよね。
そこで仕事の話につながったり、質問や相談メッセージが届くことがあったりします。
一つだけいうと、自分をアピールするよりは自分の経験を誰かに伝えるようなイメージで「発信」をするのが良いのかなと思っています。
また、何かアンケートをとって仕事に生かしていくのも良かったです。
何年か前の記事になるので、記事の書き方が少し違いますね。
この見出しの前後にある無駄な横線は何なんでしょう。
こうやって、わからないまま使って書きながら色々な部分に気付いていけばいいんです。
おわりに
最近また「発信」についての質問や話を聞くことが増えてきたので、記事にまとめました。
「発信」については色々な考え方がありますが、僕は仕事を得るために「発信」をするのではなく、情報を仕事に生かしたり、言葉にしてアウトプットすることで自分の頭の中を整理したりすること。
また、音楽家として必須のスキルだと思う文章を書く練習をしたり、自分の働き方や音楽家としての活動を知ってもらうために「発信」というスタイルを取り入れています。
たぶん、これが「営業」や「アピール」主体になってしまうと、僕の場合は続かないかなと感じています。
「発信」をする目的は人それぞれですから、自分のスタイルに合わせた「発信」をぜひ楽しんでみてください。