こんにちは!コントラバス奏者の井口信之輔です。
最近は、嬉しいことに「ブログが面白い!」とか「文章が読みやすい!」というような言葉をいただくことがちょっとずつ増えてきました。
本当に、ありがたいことですし、これからも読んでくださってる人が楽しめるような記事を書いていきたいと思っています。
僕が文章を書くときに心がけていることは
「自分の言葉で、読み手の目線になって書く」ということ。
自分の話を書くことも楽しいですが、誰かに何かを伝えたいときはやっぱり「相手の立場」を考えて書いた方が、より伝わる文章が書けるのかなと思います。
今日は、僕が文章を書くときに心がけている5つのこと、これまでの体験談と一緒に紹介します。
ブログは楽しみながら書く
ワクワクしながら書いてると、ポジティブな言葉も湧き出てきます。
もし、ワクワクするようなことでなくても、書き手の感情と文章がイコールで結ばれていることが、良い文章を生み出すヒントなのかなと感じています。
以前に、Dreamers Union Choirというグループのライヴにコントラバスで参加しました。
舞台で歌うシンガーたちの姿がとっても楽しそうで、パワフルな歌声とパフォーマンスがとても魅力的だったのを、今でも覚えています。
発信者の熱いハートは受け取り側に不思議と伝わる、それは音楽も文章も同じかなと思っています。
自分の言葉で書く
これは、吹奏楽指導の現場での体験談。
ある先生の言葉が気に入って、先生の真似をしてその言葉を発したことがありました。
結果は、何も変わらず。
みんなに伝わっていないことも、その場の空気から感じることができました。
物事は、まねごとから入ることが大切なときもありますが、何かを伝えるという手段に関しては、当たり前のことですが、インプットしたものを、自分の中で消化からアウトプットする。
文章を書くときも、自分の言葉で書くということを心がけています。
伝えたい相手をイメージして書く
次に「伝えたい相手」をイメージして書くことを意識しています。
たとえば、毎週更新している『明日のためのレッスンノート』は、吹奏楽部でコントラバスを弾いているけど、パートに自分一人しかいなかったり、講師の先生がいない、講習会へ行ったことがないなど、周りに教えてくれる人がいない環境にいる人たちをイメージして。
ブログの『雑記帳』というカテゴリーは、飲み会で誰かにしゃべっているようなひとりごと。
これは、自分の頭の中にある言葉をブログに書き出しているような感じ。
ブラス・エクシード・トウキョウのMC台本を書くときは、僕の書いた言葉に魂を吹き込んでくれるナビゲーター、そして、それを耳にするお客さんを徹底的にイメージして書いています。
ゲーム音楽や、映画音楽のコンサートであれば、作品の中に出てくる名シーン、セリフなどの中から演奏する曲に一番マッチするものをひとつだけ取り入れ「あぁ…このセリフ!」って感動ポイントを共有できたらよりコンサートが楽しくなりますよね。
「それはわかるでしょ!」って思っちゃうことほど詳しく書く
何かを伝えたいときは、とにかく詳しく書く。
専門用語を使うときは、その分野外の人からの「なるほど!」がとれるように。
「それはわかるでしょ!」って自分が心の中でツッコミを入れたくなることほど詳しく書くことを心がけています。
高校生の頃、派遣でオフィス移転のアルバイトをしたとき
「はじめてなんですど、何をすれば良いですか?」
と質問したら、そこのリーダーに
「これ、ベータに!」
と言われポカーンとしたことがありました。
この、ベータというのはエレベーターのことでした。
いきなり言われてもわからないですよね。文章も同じかなと思っています。
誰かの文章を借りてくるときは必ず引用する
自分の主張に他人の書いた文章を借りることで、より説得力を持たせることができますが、他人のブログから文章を借りてくる場合は「この文章はここから引用しましたよ!」と引用元を明記します。
引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
- (1)他人の著作物を引用する必然性があること。
- (2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
- (3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
- (4)出所の明示がなされていること。(第48条)
引用元:著作物が自由に使える場合ー文化庁
弁護士さんが動画で教えてくれる文章の「引用」方法。
文章を「引用」するときの注意点が詳しく解説されていて、わかりやすいです!
さいごに
僕が文章を書くときに、心がけている5つのことを書いてみました。
コンサートのMCを書かせてもらうようになったことがきっかけて、こうしていろいろと書いていますが、こんなことを心がけて書いています。
書くって楽しいですよね。
まだまだ、試行錯誤中ですが、自分の中で「いいね!」と思ったことをどんどん書いていこうと思います。