日記

種を蒔け、ただひたすらに。じわじわと続くコロナ禍の影響で不安を感じたときに思うこと。

今、僕らは歴史の教科書に載るような時間を過ごしていることは間違いないと思うんだけど、コロナ禍はいつか終わるんだろうけど、先のことが全くわからない。

多くの専門家をはじめ医療従事者の方々の尽力によって未知のウイルスとの付き合い方もわかってきて、外に出たらいつものように車が行き来し電車が走り、なんとなく社会も回ってる気がする。

でも、実際に濃厚接触者となり病院へ行き、陽性の判定を受け保健所や県の療養サポート窓口に電話をしてみると想像以上にひっ迫した状況を目にすることになった。

世間ではすっかりマンボウで馴染みとなったまん延防止等重点処置が延長され、このままいくと再度の延長もあるのではないかと思ったりする。

今ふと思うこと

今、自分の中で立ててる仮説としては、しばらくこの状況は続くので向こう半年はある程度の覚悟をしておいた方がいいということ。

ちょっと暗い話かもしれないけど、最低最悪の状態を考えておくことは大事。

で、そうならなければ良かったラッキー!って思えると多分いい。

きっと今、多くの音楽家がそして音楽に限らずさまざまな働き方をしている人が先の見えない現状に不安を抱えているかもしれないけど、そんな今こそこう思う。

種を蒔け、ただひたすらに。

描く未来の種を蒔く

心理学を勉強していると、自分を客観的にみることの大切さを知る。

今の自分の状態を灯台の上から眺めているように見てみると

  • 何に不安を覚えて
  • どんな感情になっているのか

がわかってくる。

で、自分の力でどうしようもできないことには時間を割かない方がいいと思ったりする。

僕はそう思う。

コロナ禍でコロナより恐ろしいものがあってそれはだ。

合わせて、ネガティブなニュースは数字が稼げる傾向にあるからそういったニュースが多くなるってところも知っておくといい。

この暇×ネガティブなニュースが掛け合わさっちゃうと感情はあんまり良い方向に進まないので、世間で起きてることとか気になることがあればなんとなく触れつつ、あとは別のことに時間を割く。

これがいいと思ってる。

で、何をするかというと種蒔きだ。

やりたいことを書き出して、動く

今やりたいこと、この先やってみたいこと。

思い切って挑戦したいこと、とにかく書き出してみる。

で、はじめの一歩を踏み出してみる。

気になることがあれば片っぱしから問い合わせ、電話をしてメモを取り、興味があれば履歴書を送ってみたり、誰かのクラウドファンディングを支援してみたり、SNSを頑張ってみたり、何もすることがなければ日払いのアルバイトをしてみたり、ブログをはじめたり、新しいことを学びはじめてみたり。

心の中にやりたいと思っていたことに素直に従ってやってみる。

もし、コロナ禍でガンガン活躍してる他人の発信が羨ましく思ったり、嫉妬の感情が生まれたらそこに素直に従って、少ししたら仕事の生まれ方を分析してみるといいかもしれない。

そんなことをしていると時間なんてあっという間に過ぎていき、気づけばお腹も空いてくる。

空腹の食事は幸せだ。

気づけば負の感情なんてどっかに行ってるかもしれないし、それでいい。

肝心の種はいつ芽が出る?

肝心の種はいつ芽が出るか、そこに関してはわからない。

でも「回収しなきゃ!」って思うとしんどいので、出たらラッキーくらいに思った方が良いと思ってて、種を蒔いている間にいろんなことをアウトプットして気づいたら成長してるってパターンの方が多かったりする。

多分、回収すべき時はちゃんとくるから大丈夫。

なんか都合のいい終わり方してるように思うけど、こんな感じで考えてると良いことあると思うんですよね。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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