キャリア フリーランスと仕事

働き方、収入、体調管理など一年で一番多忙な時期を終えて感じたこと

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、さまざまなコンセプトを掲げて活動している各地のアマチュアオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで、指揮者というポジションから地域の音楽文化発展に力を入れています。

また、茨城県にある聖徳大学附属取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

一年で一番多忙な時期を終えて

さて、皆さんは一年で一番忙しい時期っていつですか?

僕は夏が一番多忙な時期となります。

夏は吹奏楽の甲子園とも呼ばれる吹奏楽コンクールに向け、全国各地の中学高校吹奏楽部にコントラバスを教えに行ったり、合奏の指導をしに行く時期。

毎年、たくさんの学校からお声がけいただきほぼ毎日どこかの学校でレッスンをしています。

その合間にもコントラバス奏者としての演奏活動、音楽教室や個人で教えている生徒さんのレッスン、講師として勤務している高校音楽科の授業と通常の仕事もこなしていきます。

併せて、今年は大阪芸術大学通信教育部で教職課程の履修をしているので、今までで一番いろんなものを抱えていた7月でした。

フリーランスだからできる働き方

基本的に休みはありません。

でも、好きなことを仕事にしている自分にとって休みがないということは何よりの幸せです。

そして、フリーランスなので休みがない=毎日フルタイムで働いているというわけではなく、実際の稼働時間は実はそれほど多くなかったりします。

でも、仕事に向けた準備も含めるとそれなりの時間になるかもしれませんが一つの現場の稼働時間が平均2〜3時間、そして移動があり一日2件、多くて3件の現場をハシゴするスケジュール。

振り返ってみると結構、余白があります。

ただ、僕の場合は千葉と神奈川を拠点に関東圏内を飛び回るので労働時間より移動時間が多かったりする日もあります。

移動時間はメール返信やスケジュール調整、SNSの更新や譜読み、読書や仮眠、ネットサーフィンなどいろんなことをしたり、車の日はドライブが良い気分転換になっているので割と有効に使えているんじゃないかと思っています。

『B to C』メインの働き方でフル稼働して見えたもの

自身のスキルを通して価値を提供しお金をいただくという働き方には大きく分けて

  • B to B(Business to Business)企業と企業の取引
  • B to C(Business to Consumer)企業と消費者(個人・一般)の取引

と二つの働き方、いわゆるビジネスモデルがあります。

Business(ビジネス)には企業だけでなく個人事業主も含まれ、音楽家でいうとB to Bの仕事は法人格を持つオーケストラや吹奏楽団、地域の文化施設や音楽教室や勤務校などでの仕事。

B to Cの仕事は部活動のレッスンであったり、個人レッスン、個人から依頼を受けた演奏仕事などいわゆる会社との取引ではなく個人とのやりとり。

僕の場合は夏は仕事の8割がB to C(Business to Consumer)の仕事になります。

B to Cの仕事の良いところは相手との距離が近いこと、成長の実感や相手の満足度が肌で感じられるところにあります。他にも活動の幅を広げやすいことが挙げられますが、デメリットとしては時代の流行り、価値観の変化に対応していくことを受け入れられるか?という点や収入の安定性に欠けるというところが挙げられます。

収入面に関しては短期的に伸ばしやすい反面、ある程度のところまでいくと一月の収入の限界値が見えてきます。

ただ、収入の限界値が見えてくるというのはネガティブな意味ではなく、さらにそこから数字を伸ばしていきたいのであればB to Bの仕事とのバランス、またフロー型の収入の他、ストック型の収入モデルを構築させるなど、この先のキャリアをどう展開していくかを考えるきっかけです。

フル稼働と身体の変化

1ヶ月間フル稼働すると身体にどんな変化が起きるのか?

ちょっと顔がキリッとしました。

あとはいくら元気で体力には自信があっても疲労が溜まっていくのがわかります。

階段ではなくエスカレーター、最後はエレベーターとだんだん足を使った移動をしたくなくなること、また自宅から駅までのいつも歩いている距離を自転車に乗ることはありますが、車に乗って駅前の駐車場に停めるという普段は絶対やらないことをやるようになります。

また、移動にタクシーを使う時間が増えますが、これは猛暑対策そして体力温存には良い選択だと思います。

これらの多くは熟睡したら回復することから、改めて睡眠の大切さを知りました。

夜更かしや不摂生をやめるようになります。

自分がどれだけの量を食べたらその後に眠くなるのか?また、移動に多く課金した分ランチの値段はいくらまでにしようなど思った以上に頭を使うようになりました。

筋トレをはじめましたが、疲れて筋トレする気になれないという日々が続きました。

これが1ヶ月で感じたこと。

おわりに

一年で一番多忙な時期を経て、少しずつ今年の夏を振り返っています。

毎年、手帳に予定を書いていくのが楽しみで先生という立場でレッスンをすることが多くなる夏は一年のインプットを全てアウトプットする時期にもしています。

一年間でどれだけ成長できたか?を図る時期でもある夏。

たくさんお仕事させていただいた分、お金もしっかりいただくことができました。

改めて一つ一つの仕事に支えられ毎日を過ごしているんだなと感じます。

本当にありがとうございました。

さて、noteではもう少しお金の部分に踏み込んだ続きを書きました。

 

ブログはここまで。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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