日記

吹奏楽指導の夏

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

コントラバス奏者・指導者として活動する他、さまざまなコンセプトを掲げて活動している各地のアマチュアオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで、指揮者というポジションから地域の音楽文化発展に力を入れてます。

また、茨城県にある聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校音楽科でコントラバスの講師を務めています。

SNSでは、2018年の秋に『それほどでもない成績で音楽大学を卒業した僕が、30歳まで音楽を続けてきて感じた21のこと』というブログがバズったことをきっかけに、フリーランスの音楽家とキャリアの話を発信していくようになりました。

吹奏楽指導の夏

今年も大好きな夏がやってきました。

夏といえば、吹奏楽コンクールのシーズンです。

全国各地で活動している吹奏楽部の多くが一年に一度のコンクールに向けて練習に励む夏。

僕たちプロの音楽家も各学校に出向き楽器を教えたり、みんなで音を合わせていく合奏に対してアドバイスをするような形での音楽指導、いわゆるレッスンの依頼を多くいただく時期です。

僕はこの夏を毎年とても楽しみにしています。

夏が楽しみな理由

吹奏楽部の中高生と向き合う夏が好きな理由は自分の一年の成長を測る時期でもあるからです。

毎年、夏に多くの学校にレッスンへ出向き中高生に投げかけている言葉レッスンをした後の変化、また合奏の中での気づきやコメントって自分の変化、成長と同時に変わってくると思うんです。

自分の活動の軸は演奏家としてインプットしたものを指導者としての場でアウトプットすることにあるのですが、スケジュールの9割が吹奏楽部のレッスンで埋まる夏はまさに自分の一年の変化を図る時期であり、一年の集大成。

そして、これは偶然なのですが夏の吹奏楽コンクールシーズンがひと段落すると、コントラバスと出会った中学校の管弦楽部で音楽を楽しさを教えてくれた講師の先生が指揮を振るオーケストラの本番があります。

自分の原点に戻ったような気持ちでリハーサルに参加して、当時を思い出しながら「また一年がんばるぞ!」と心に決めるところから新しい一年がはじまります。

原点回帰の夏

もう一つ、夏が楽しみな理由はやっぱり自分の原点にあるのが中学校の管弦楽部、そして高校の吹奏楽部で過ごした時間にあるからですね。

日々の活動からコンサートでの選曲まで、考えてみると自分の活動の至るところに中学、高校時代に受けた影響があり、そこで過ごした時間と思い出が今の自分を作っているので、今の中高生にも一夏の思い出になるような時間を届けられたらと思っています。

レッスンの目的な夏の吹奏楽コンクールに向けた音楽指導ですが、ゴールは中高生が部活を引退して数年経ったとき、街中で楽器屋さんに立ち寄ったり楽器を持った吹奏楽部員だと思われる子達とすれ違ったとき、あの頃の部活楽しかったなって思ってもらえたら嬉しいと少し先にあります。

いよいよ夏本番!

7月となり、いよいよ各地でコンクールの開幕です。

今年は過去イチ多くレッスンの依頼をただきパズルのようなスケジュール組みをしています。

ご縁をいただいた一校一校、大切にレッスンさせていただきます。

コントラバスのレッスンをはじめ、低音セクション、木管楽器や金管打楽器分奏、合奏指導とさまざまな形で自分ができることを伝えていきたいと考えています。

全国の中高生のみんな、今年も頑張っていきましょ!!!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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