コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。
コントラバスを弾いたり、教えたり、アマチュアオーケストラや吹奏楽団の指揮・指導をしたり高校音楽科の非常勤講師をしたりしています。
僕はブログと併せてnoteというプラットフォームで記事を書いているのですが、長年noteを書いていたのに自分のプロフィール記事がないことに気がつきました。
他の発信者の方を見てみると、プロフィールという欄をクリックすればその人のプロフィールが出てきます。
これはプロフィール書いておこうと思ったのですが、ブログにあるプロフィールを引用してみたところなんか面白くないと感じどうしようか悩んでいました。
なので、他人が自分をまとめたように書いてみようと思いインターネットでよく見かける「気になる◯◯さんを調査してみた!」的な書き方をしてみました。
これ、リサイタルや出演者の少ないサロンコンサートのような雰囲気でプログラムに組み込んでみたら、その人のキャラが立ってきて面白そうだなと思いました。
以下、noteに書いたプロフィールの記事をそのまま掲載しています。
みなさんは井口信之輔(Shinnosuke Iguchi)さんという方をご存知でしょうか?
SNSでよくお見かけし、中でもX(Twitter)やご自身のブログでは吹奏楽やコントラバスのレッスンのことを発言しています。
ただ、いろいろなことをやっており、何がメインで本職なのか少しわからないところがあったので、今回は井口信之輔さんについての情報をまとめてみました。
井口さんについて
井口さんは千葉県に生まれ、船橋市立葛飾中学校の管弦楽部でコントラバスに出会ったようです。そして、高校は千葉県立市川西高校へ進学し吹奏楽部に入部。高校時代にプロのコントラバス奏者になりたいと夢を見て、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現・千葉交響楽団)の寺田和正氏に師事し洗足学園音楽大学に進学。大学では元東京交響楽団の菅野明彦氏に師事しオーケストラの他、吹奏楽やクラリネットオーケストラの演奏会に積極的に参加し管楽器専攻の学生とも交流が深かったようです。
卒業後は東京フィルハーモニー交響楽団の首席コントラバス奏者、黒木岩寿氏のもとで学び、フリーランスの音楽家としての活動をスタート。
とは言っても音大卒業後に仕事はほとんどなかったようで、卒業一年目の4月は音楽の仕事で得た収入は一万五千円だったらしく、早朝と深夜にアルバイトを掛け持ちし、奨学金の返済をしながらフリー奏者としての活動がはじまったと本人のブログに書かれていました。
また、幼少の頃から改まった場面で言葉につかえてしまう吃音症を持っており、周りから笑われたり自己紹介で言葉に詰まったり、出席で名前を呼ばれ「はい」と返事ができなかったような過去から人前で喋るなんて絶対無理だと思ってたようですが、音楽の仕事となると何かしらの形で人前で喋ることもあるため、まずは相手のペースで喋る練習をするために卒業後にカフェでのアルバイトを選んだようです。
大学在学中よりソロを演奏するときにも吃音で言葉が出てこないときに近い心理状態になるようになってしまい、極度の震えや緊張に悩まされソロの演奏が途中で止まる、音がなくなるという状態が続くようになり、併せて「オーディションで下手な演奏をしたら悪い噂が広まってオケに呼ばれなくなる」という呪いのような言葉を信じてしまい「こんな状態でオーディションなんか無理だ」とオーディションを避けるようになってしまったらしいです。
それでも、コンクールや試演会には挑戦し続け2016年には宮前ウインドオーケストラの演奏会でソリストを務め自ら楽器や曲の紹介をするMCまで担当できるようになり、この演奏会が音楽家としての転機の一つだったようです。
そのあとは、以前から取り組んでいた指導者としての活動により力を入れはじめ『弦楽器奏者の視点から見たバンド指導』という独自の指導スタイルで吹奏楽部の指導にあたるようになったらしいです。
またTwitter(現 X)やブログで自らの経験や指導ノウハウを積極的に発信するようになったことから認知度が高まり、当時の流行りでもあった「音楽×◯◯」という部分にSNSを掛け合わせ活動の幅を広げていったみたいです。
そして、演奏をしたり教えたりする他に指揮をするようになり、最初は独学でやっていたものの限界を感じ、東京音楽大学の指揮研修講座に通うようになり、仕事の合間に学びの時間を設けながら指揮者としても活動しているようです。
SNSでは自らの活動や頭の中にあるものを発言したりしているようです。
ここではそんな井口さんが何者なのか、年齢、身長や通っていた大学と仕事、本業についてさらに詳しく調査してきました!
井口さんの本名・身長など
井口さんは実名で活動したりSNSをやっておられるので既にご存知の方も多いと思いますが「井口信之輔」というお名前だそうです。
井口という名字の由来は一説によると水を汲む場所と出入口からきているようで、名前の「信之輔」は江戸時代末期の品川宿を舞台に、問屋場夢屋の頭・浮浪雲の行状を通して人情の機微を描いた作品の中に出てくる新之助(しんのすけ)からとったようです。
年齢についてはX(Twitter)のプロフィールに1987年生まれと書いてあるので、1987年生まれで間違いないと思われます。身長や体重に関する情報は出ていませんがコントラバスを演奏している写真を見てみると170cmはありそうです。
井口さんはどこの音楽大学を卒業したの?
井口さんの大学ですが、本人がSNSに書かれているように洗足学園音楽大学を卒業されたようです。洗足学園といえばドラマ『のだめカンタービレ』の撮影に使われたり最近では吹奏楽のアニメ『響けユーフォニアム』の音楽を担当していたりしています。井口さんも映画『リズと青い鳥』の吹奏楽のレコーディングに参加していたようです。
井口さんの本業は?
井口さんはX(Twitter)でよく発言をしていますが、演奏をしたりレッスンをしていたりと発言の種類は多岐にわたるように思われますが、いったい何を本業としているのでしょうか?
そもそもプレイヤーなのか指導者なのか…指揮者なのか?
どちらが本業なのでしょうか?
世間一般的には、演奏を仕事にしながら副業的にレッスンをするというスタイルが知られていますが、そのあたりは一体どうなのか気になりますよね。
井口さんの過去の発言を調査しながら現在の活動を予想してみました!
プレイヤーなの?指導者なの?
気になる井口さんの本業はコントラバス奏者だそうです。SNSではレッスンに関する発言が多いので、教えることがメインだと思っていましたが意外でした。ということは演奏がメインで教えることはサブということでしょうか?
この辺りも調査してみると、どうやらそうではないです。
過去の発言を調査してみると【演奏の仕事と教える仕事は求められるスキルが違うし、レッスンは音楽の裾野を広げるめっちゃ大切な仕事】と言っており、演奏する仕事と教える仕事は別だと考えているようですね。
これも過去の発言からですが【僕らは大学で学んだスキル(訓練して身につけた能力)毎にいろいろなカードを持っているよね。これらを組み合わせて、掛け合わせていくと思うとプレイヤー、指導者などと線引きをしなくても良いと思うんだ。このカードを自分の「好き×得意」で掛け合わせていけばレアカードが生まれる。このレアカードを何枚も作り出す。つまり複数の本業を持つって考えたら視野が広がると思う。複業だ。】と投稿しているので、少し前に流行った『複業』というスタイルを意識されているようです。
少し鼻につく書き方ですが『複数の仕事を持つ=複業』というのはとても良い視点だと思います。世間一般的には何か一つの仕事を本業にして、その他は副業という形で捉えることが多いですが、働き方に関しては柔軟に考えられているようです。
また、演奏家(プレイヤー)としてインプットした経験を夏にアウトプットするというサイクルで活動しているようで、なぜ夏なのか?と気になりますが、これは吹奏楽の甲子園と呼ばれる吹奏楽コンクールが開催され多くの学校の指導に行かれるからだそうです。そしてその年の夏の自分の発言や教え方から1年間でどれだけ成長でき方を測っているようです。
井口さんの顔写真
井口さんの顔写真ですが、探してみたら結構たくさん出てきました。
こちらは最近のプロフィール写真ですね。
少し前の写真でしょうかX(Twitter)の投稿を見ていると「さらってたらワープしちゃった人」だそうです。ユーモアのある方なのかもしれませんね。
「さらう」というのは楽器を練習することだそうです。
ちなみに高校時代の卒アルも流出していました。吹奏楽部の優しい先輩だったらしいですが、あまり近づきたくないかもしれません。
だからといって不良ではなかったようで、もしかしたら強がっていたのかもしれませんね。
SNSで活動を発信しているので、思った以上に多くの写真が出てきますが今回は中でも印象に残った写真を掲載していきました。本人の許可を得ていないので、もしかしたら変更になるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
プロのコントラバス奏者として活動しながら、指導者、指揮者としての顔も併せ持ち自らの考えをSNSで発信している井口さん。
過去のブログを読んでも苦労人だったことが想像できます。
食べていけるのは一握りと言われている音楽の世界で自らの考えと活動スタイルで我が道を切り開くような生き方を『フリーランス音楽家サバイバル論』みたいな感じで発信してくれたら面白そうだなと思いました!
井口さん、いかがでしょう!?
そんな井口さんの今後の活動をこれからも応援していこうと思います!
以上、コントラバス奏者の井口信之輔さんの紹介でした!
さて、いかがだったでしょうか?
昨日の夜にプロフィールを書いていないことに気づき、一気に仕上げたのでちょっと雑なところはありますがきれいに整えた文章より多少雑でもそのときの熱量のある文章の方が届くというのが僕の考えにあるので、そのまま掲載しています。
ブログには
- 一般的な音楽家のプロフィール
- 裏プロフィール
を載せているのですが、裏プロフィールは好評で一時期ちょっとブームになりました。
裏プロフィールを見て、僕がどんな人かを知ってくれて出演依頼をいただいたこともあったのでその人のキャラを出すというのは大切なことなのかと思います。
『誰もが発信できる時代』になった今、音楽家もプロフィールの書き方ひとつ工夫してみると、誰かに届きやすかったりするのかな?と思ったお話でした。